ダニエル・カルーヤの爆弾発言を聞いた母親の表情がプライスレス
人種差別をテーマにしたホラー映画『ゲット・アウト』やマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『ブラックパンサー』などの出演作で知られる俳優のダニエル・カルーヤが、映画『ジューダス・アンド・ブラック・メサイア(原題:Judas and the Black Messiah)』でアカデミー助演男優賞を受賞した。
メイン会場となったロサンゼルスの名所、ユニオン駅で開催された授賞式に出席したダニエルは、受賞スピーチで自身が演じた黒人の社会運動家でブラックパンサー党の指導者のひとりであるフレッド・ハンプトンの存在に感謝すると同時に、人種差別や不平等など、まだたくさんの課題が残されていることに言及。
「ここにいる全員にまだやるべきことがたくさんあります。これは誰かひとりに課せられた仕事ではありません。僕はここにいるひとりひとりに期待しています。僕たちはそれをやり遂げなければなりません」
続けて、自分を生んでくれた両親に対する感謝の言葉を口にしたのだが、その“内容”を聞いた母と姉が激しく動揺する事態に…。
「今ある命を祝福しましょう。私たちは息をしているし、歩くこともできます。それは素晴らしいことです。母は父と恋に落ち、彼らはセックスをしました。なんて最高なことでしょう。そのおかげで私は今ここにいるんですから。生きていることに感謝します。だから今夜はみんなでそのことを祝福しましょう」
Daniel Kaluuya’s mom when he said he was grateful his parents had sex. #Oscars #Oscars2021 pic.twitter.com/EPdzooN7ha
— Lincoln Graves (@LincolnGraves) April 26, 2021
ダニエルの爆弾発言に頭を抱える姉と、怪訝そうな表情を見せる母。
とどのつまり、ダニエルが言いたかったのは、“両親が出会って、愛を育んだおかげで自分が生まれてくることができた”ということなのだが、「セックス」というあからさまな表現を使ったことに、母と姉は「一体何を言うつもり!?」と大慌て。ネット上では、「セックス」と聞いたダニエルの母の表情が「最高すぎる」「オスカーをあげたい」と話題になった。
ちなみに、受賞スピーチ後に記者会見に臨んだダニエルは、例の発言について「親がセックスをしたことは紛れもない事実。それがつい口から出ちゃったんだ。多分、母はあとでメールしてくるだろうね。言っちゃったもんはしょうがない」とコメント。まだ母とは話をしていないが、「(あの発言を)喜んでないことはたしかだね。でも大丈夫だと思う。母は冗談が通じる人だから」としている。(フロントロウ編集部)