今年のメイクは「バーガンディーレッド」が人気
日本時間4月26日に開催される映画界最高峰のアワード、アカデミー賞授賞式。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、例年よりも2カ月以上遅い開催となったものの、今回のメイン会場であるロサンゼルス・ダウンタウンにあるユニオン駅の特設会場には、多くの人気セレブたちが集結した。
そして、お待ちかねのレッドカーペットでは、主催側から「カメラに映っている最中はマスクを着用する必要はない」というお達しがあったこともあり、ここ最近、レッドカーペットのメイクトレンドから遠ざかっていた「赤リップ」がカムバック!
とくに、今年はレッドカーペット映え抜群の「バーガンディーレッド」のリップカラーが大人気。格式あるアカデミー賞にふさわしい落ち着いた印象を与えつつも、艶やかさと上品さを兼ね備えた「バーガンディーレッド」は、まさにレッドカーペットにピッタリ。今回は、とくに好評だった人気セレブのメイクルックをピックアップ。
アマンダ・サイフリッド
デヴィッド・フィンチャー監督の映画『Mank/マンク』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた俳優のアマンダ・サイフリッドは、深みのあるバーガンディーレッドのリップに、紫がかったスモーキーアイを合わせて優雅なムードに。パーティシーンにふさわしい低めのシニヨンも素敵。
マリア・バカロワ
大ヒットを記録したモキュメンタリーコメディ映画『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた俳優のマリア・バカロワは、赤みの強いバーガンディーレッドのリップに合わせ、マスカラで目元を強調。また、ナチュラルなふさ眉にすることで、今っぽいこなれ感も演出。
ヴァネッサ・カービー
Netflix映画『私というパズル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた俳優のヴァネッサ・カービーは、鮮やかなバーガンディーレッドのリップを主役にした引き算メイクをチョイス。目元は、あえてシアーなアイシャドウとマスカラのみでまとめ、頬はブロンザーでヘルシーな血色感をプラス。絶妙なリラックス感が漂うルックに仕上げている。
洗練されたバーガンディーレッドの赤リップで会場に華を添えたセレブたち。 マスクで見えないからとリップメイクから遠ざかっていたという人は、これを機に赤リップを試してみては。(フロントロウ編集部)