アカデミー賞アフターパーティーのファッションをチェック！
新型コロナウイルスの未曽有のパンデミックの最中に開催された2021年のアカデミー賞授賞式。来場者やスタッフの安全を第一に優先しつつも、映画界最高峰のアワード特有の夢のような世界観を視聴者たちに届けるため、参加人数や規模を縮小して可能な限り例年の形式に近づけたレッドカーペットでの記念撮影も行なわれた。
授賞式レッドカーペットでのキャリー・マリガン。
感染拡大を懸念して、今年は大手ファッション誌や映画会社が主催するアフターパーティーは軒並み中止となったけれど、少人数でノミネートや受賞を祝うための宴や、チャリティへの寄付金集めのためのプレパーティーを開催する関係者も。
いつもよりも緩めでカジュアルなアフターパーティーでは、本番さながらのゴージャスなファッションでキメるセレブたちも見かけられた。
アンドラ・デイ
映画『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』で主演女優賞にノミネートされたアンドラ・デイ。惜しくも受賞は逃したものの、本作が俳優デビューだったアンドラの大健闘を祝して、友人や映画関係者たちが集まってアフターパーティーを開催した。授賞式ではヴェラ・ウォン（Vera Wang）のゴールドのカットアウトドレスで魅せたアンドラは、シルバーのドレープドレスにチェンジ。足元はアグ（Ugg）の黒ファーサンダルでリラックス。
ウィニー・ハーロウ
アンドラのパーティーに駆けつけたモデルのウィニー・ハーロウは、立体的な巨大フリルが美しいブルーサテンのジョージス・ホベイカ （Georges Hobeika）のドレスで。足元は華奢なストラップのレースアップサンダルで可憐に。
マリア・バカローヴァ
『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』（以下『続・ボラット』）でぶっ飛びジャーナリスト、ボラットの15歳の娘を好演して助演女優賞にノミネートされたマリア・バカローヴァは、授賞式本番ではルイ・ヴィトンのボリューミーなチュールスカートの白ドレスを着用して美しいと評判に。アフターパーティーでは、ケープ風のデザインが特徴的なミニ丈のドレスに着替えて参加。クラッチやヒールはシルバーをチョイスして透明感を。
パリス・ジャクソン＆カーラ・デルヴィーニュ
©Sonia Young/Instagram
キング・オブ・ポップこと故マイケル・ジャクソンの長女のパリス・ジャクソンはモデル兼俳優のカーラ・デルヴィーニュとプライベートで行なわれたアフターパーティーへ。パリスはモニーク・リュイリエー（Monique Lhuillier）の純白のスリットドレス、カーラはタキシードを彷彿とさせるロナルド・ファン・デル・ケンプ（Ronald vander Kemp）のセットアップで。
リアーナ
シンガーのリアーナはウエスト・ハリウッドにあるサンセット・タワー・ホテルで開催されたアフターパーティーにガチ私服とみられるジーンズ姿で参加。ヴェトモン（Vetements）のＴシャツにペールブルーのワイドデニム、オーバーサイズのMA-1を着用し、頭にはヴェルサーチェ（Versace）のスカーフを無造作にONして。このパーティーには先述の『続・ボラット』のマリアのほかに、『Mank/マンク』で助演女優賞にノミネートしたアマンダ・サイフリッドや元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトンらも出席。みんなドレスアップしていたけれど、リアーナはカジュアルな装いで参加していた。
【番外編】
プレパーティーでのファッションもチェック！
大御所シンガーのエルトン・ジョンが毎年開催しているHIV患者支援のためのAIDS基金を募るビューイングパーティーは、パンデミック禍でも授賞式前のプレパーティーという形で開催。
デュア・リパ
バーチャルで行なわれたこのパーティーにゲストパフォーマーとして登場したのが、グラミー賞受賞シンガーのデュア・リパ。
エルトンとのデュエットを披露したデュアは、無数のクリスタルが配されたバレンシアガ（Balenciaga）のシルバーのフリンジドレスと、太ももから広がるボリューミーなスカートが印象的な同じくバレンシアガのベルベット素材のドレスの2着を披露した。
（フロントロウ編集部）
