Photo:ニュースコム、ゲッティイメージズ、© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが20年寄り添ったゲイパートナーを演じる映画『スーパーノヴァ(Supernova)』の日本公開が2021年7月1日に決定した。(フロントロウ編集部)

映画『スーパーノヴァ』が日本公開決定

 コリン・ファースとスタンリー・トゥッチがW主演を務めた話題作、『スーパーノヴァ(SUPERNOVA)』が、7月1日(木)より日本全国順次公開されることが決定した。

 映画『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したコリンと、『ラブリーボーン』で同賞にノミネートされたスタンリーがゲイパートナーを演じる本作は、20年という歳月を共にしてきた2人が向き合う人生の最終章を、圧倒的な演技で魅せる感動作。

 家族・友人に恵まれ、ユーモアや文化を愛し、最高の人生を紡いできたピアニストのサムと作家のタスカー。ところが時に運命は、彼らが紡いできた大切な物語を、思わぬ展開へと書き換えてしまう。予定より早く訪れた最終章。だが、それぞれが密かに思い描いていた結末は、全く異なるものだった…。

 予告編では、タスカ―がサムに「星は最期に大爆発してまぶしく輝く。それを“超新星(スーパーノヴァ)”というんだ」と、タイトルである「スーパーノヴァ」について語るシーンから始まる。

 愛犬と共にキャンピングカーに乗り込み、湖水地方を旅する2人。友人や家族に囲まれ、些細なやり取りや出来事にさえ幸せを感じる穏やかで充実した日々を描くが、タスカ―のある一言が引き金となり、これからもずっと続くはずだった2人の未来の終わりが近いこと、さらに心に秘めていたそれぞれの結末が全く異なっていたことに気付いていく。最後の最後まで共に生きることを望むサムと、愛しているからこそ終わりを望むタスカ―。お互いを想い合う2人が愛がゆえに導き出す答えとは。

画像: ©️Quiddity Films

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 不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるサムを演じるのはコリン。人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつも周囲に光と笑いをもたらすタスカーを演じるのはスタンリー。最初にオファーされたスタンリーが、「サムとタスカーの絆が本物でなければ成功しない」と考え、20年来の友であるコリンに自ら(実は独断で)脚本を手渡し、魂で結ばれた2人の共演が実現した。ふとした眼差し、伸ばした手や後ろ姿で、互いへの思いやりを表現する2人の名演が、世界で一番美しい愛を素晴らしい形にして私たちに差し出してくれる。

画像1: 映画『スーパーノヴァ』が日本公開決定

 メガホンをとったのはハリー・マックイーン。俳優としてデビューし、オリジナル脚本として書き上げた本作が、監督第2作目となる。撮影監督は映画『ターナー 光に愛を求めて』などで2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務めた。水と緑が織りなす風景が絵画のように美しく湖水地方をはじめ、イギリスが誇る景勝を余すところなく捉え、2人の壮大な人生の旅路を鮮やかに彩っている。

画像2: 映画『スーパーノヴァ』が日本公開決定

 日本公開決定と合わせ、本作のポスターと予告編も解禁。ポスターでは、切なげに額を寄せ合うサムとタスカ―の姿が描かれ、遠くの空では、タイトルにちなんで星の爆発(スーパーノヴァ)を思わせる光が瞬く。そこに差し込まれた「世界で一番美しい、愛が終わる。」というコピーが、2人の愛の終焉を予感させる。

 タイトルの“スーパーノヴァ”のように、2人の愛のエンディングの煌きらめきが、観るもの全てに降り注ぎ、生きて、笑い、愛し合うことの素晴らしさを祝福する、新たなる傑作。映画『スーパーノヴァ』は、7月1日より日本公開。(フロントロウ編集部)

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