『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ドラックス役、卒業か
2014年に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で初登場し、2017年に公開された続編や『アベンジャーズ』シリーズにも登場した、元WWEのプロレスラーで俳優のデイヴ・バウティスタが演じるドラックスが先日、自身のツイッターで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目への出演を最後に、ドラックス役を卒業する旨を自身のツイッターで明らかにした。
デイヴは、米IGNが呟いた「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は、MCUでドラックスを見る最後の機会になるかもしれません」というツイートに対し、「ドラックスはどこにも行きません。でも、この男(デイヴ自身)が演じることはないでしょう。G3(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』)が出る頃には、私は54歳になっていますよ。もうすぐ何もかもが、たるんでしまうのではないかと思っています」と返信。自身の肉体の衰えを理由に、同役を続けることを辞めることを明かした。
There’s no Drax for me without you, buddy! You ARE the MCU’s Drax the Destroyer and, as far as I’m concerned, could never be replaced. And you have the right to do whatever you want with your acting choices! ❤️ @DaveBautista https://t.co/Mn5uNRVUvN
— James Gunn (@JamesGunn) May 8, 2021
このやりとりに対し、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』で監督を務めるジェームズ・ガンは「君じゃなければ僕のドラックスは成立しないよ、相棒!あなたはMCUのドラックス・ザ・デストロイヤーであり、私の知る限り、決して代わりはいません。そして、あなたには俳優として好きな選択をする権利があります」と、あくまでもデイヴの意思を尊重することを明言しつつ、デイヴが演じる以外のドラックスはありえないと言い切った。
2014年に第1作目が公開された時から、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは3部作になるということをガン監督は明らかにしてきた。ガン監督は、第2作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』公開後、同シリーズの監督を解雇されるという騒動があったものの、3作目では再び監督を務めることが決定しており、すでに構想中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』では、物語の重要なキャラクターが死ぬことも明かしている。
いずれにせよ、デイヴは2021年5月4日にもファンに対し、「これ(第3作)が僕にとって最後の予定」だとリプライを送ってもいたということもあり、次作でドラックス役を卒業したいという気持ちに間違いはないよう。(フロントロウ編集部)