ハリー・スタイルズのスピーチにファンがザワついたワケ
先日、イギリス・ロンドンのO2アリーナで行なわれたブリット・アワード(BRIT Awards)で、「Watermelon Sugar(ウォーターメロン・シュガー)」が最優秀ブリティッシュ・ソング賞を受賞したシンガーのハリー・スタイルズ。
新作映画『My Policeman(原題)』の撮影を抜け出して会場に駆けつけたハリーは、受賞スピーチを行なったのだが、それを聞いた一部のファンがザワつく事態に。
以下、ハリーのスピーチの日本語訳。
「本当にありがとう。こういった瞬間はいまだに慣れないよ。毎日この仕事ができることに、より一層感謝してる。今夜、イギリスの音楽を祝うことができて本当に嬉しいし、誇りに思う。つねに寛大なファンのみんなにはとても感謝してるんだ。僕のまわりにいる人たちはみんな僕の背中を押してくれる。だからありがとう。みんなのことを愛してる。それから、この国のために尽くしてくれた(エッセンシャルワーカーの)みなさんもありがとう。僕たちはみなさんのことを愛してる。このトロフィー(※大切な人にあげるために用意された小さい方のトロフィー)はあなた方のものだ。本当に、本当にありがとう。どうか良い夜を」
とくにスピーチの内容に問題はなさそうだが、だとしたら一体何がファンをザワつかせたのか?
それはハリーの英語のアクセント。
ご存じのとおり、同じ英語でもイギリスとアメリカではアクセントがまったく違う。ハリーはイギリス出身なので、当然、イギリス英語を話すはず。というか、過去のインタビュー映像を見返すとイギリス英語を話していたが、今回、ブリット・アワードで披露したスピーチはアメリカ英語に近かったことから、「ハリーがイギリス英語を忘れてしまった」「ハリーの英語がアメリカ英語だったことに驚いてる」といった声がファンから相次いだ。
イギリス人がそのことを悲しむのはわかるが、アメリカ人にとってもイギリス英語は「魅力的」と捉えられるため、今回の件は両国のファンのあいだで“悲報”として扱われている。
ちなみに、現在、ハリーはアメリカ出身の俳優オリヴィア・ワイルドと交際している。オリヴィアと一緒に過ごすうちに、彼女の話し方(アクセント)が“うつった”とも考えられるが果たして。(フロントロウ編集部)