2020年に急逝したチャドウィック・ボーズマンが主演を務めた映画『ブラックパンサー』の続編『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(Black Panther: Wakanda Forever)』の制作が進められる中、ロス捜査官役を務めたマーティン・フリーマンが脚本についてコメントした。(フロントロウ編集部)

『ブラックパンサー』続編が制作中

 2018年に公開されたMCU映画『ブラックパンサー』は、マーベル映画史上初めて黒人のヒーローを主人公にした作品。多くのファンから高い評価を受けた本作は、アカデミー賞で史上初のアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネートされた。

画像: 『ブラックパンサー』続編が制作中

 そんな伝説的な作品で主人公ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンは、2020年8月、大腸がんにより突然この世を去った。約4年にわたり自身の病を隠してきたチャドウィックは、死の一週間前まで、続編となる映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(Black Panther: Wakanda Forever)』に出演しようとしていたという。

 現在『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の制作が進められているけれど、気になるその脚本には、「奇妙なところがある」と、ロス捜査官役で続投となるマーティン・フリーマンがコメントした。

『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の脚本には奇妙なところが?

 『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は、現在のところ2022年7月8日に公開が予定されており、現時点でマーベルは、チャドウィックが演じたティ・チャラの役割を再キャスティングせずに撮影すると発表している。

画像: 『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の脚本には奇妙なところが?

 ジェームズ・コーデンが司会を務めるトーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』に出演したロス捜査官役のマーティンは、最近Zoomで監督のライアン・クーグラーに新作についての説明を受けたと明かした。マーティンによると、クーグラー監督はマーティンが映画でどのような役割を果たすのかを、セリフを取り入りながら丁寧に教えてくれたという。そんな説明についてマーティンは、「その中には、本当に、とっても奇妙なものがあった」と笑いながら明かした。

 続けて、「彼(クーグラー監督)は何度も止まっては、「『ついてきて。でもこれは上手く仕上がるから』と言っていました。みんなにはすごいものが待っていますよ。とは言え、まだ何も作ってないですが。どうなるでしょうね? 最悪の作品にしてしまう可能性だってある。でも、そうならないことを願っているし、みんなが楽しんでくれることを願っています」とコメントした。

 チャドウィック亡き後、どのような物語が紡がれていくのか。『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は、多くのファンの期待を背負って、制作が進められている。(フロントロウ編集部)

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