ヘンリー王子、メーガン妃としたスーパーでのお忍びデート
イギリス王室の主要王族の座を退き、妻メーガン妃と第1子アーチー(2)とともにアメリカに拠点を移し、これまでとは違う形での社会貢献を目指しているヘンリー王子が俳優のダックス・シェパードとモニカ・パドマンのポッドキャスト『Armchair Expert』に出演。
そのなかで、メーガン妃と交際をスタートさせたばかりの頃にしたという一風変わった“お忍びデート”について振り返った。
ご存じの通り、ヘンリー王子との婚約前は、ハリウッドで俳優として活動し、人気ドラマ『スーツ/SUITS』にも出演していたメーガン妃。
そんなメーガン妃を自身が暮らすロンドンに初めて呼び寄せたヘンリー王子は、世間にカップルだと知られないよう距離をとり、他人のフリをしながら市内にあるスーパーに買い物に出かけたのだそう。
自宅で料理をするために必要な物や食材を買いに行ったというヘンリー王子とメーガン妃は、直接会話をすると周囲にバレてしまうため、店内の離れた場所でスマホのテキストメッセージを使ってやり取りしていたそう。
ヘンリー王子はキャップを目深に被ってプチ変装していたものの、利用客のなかには存在に気づき、「こんにちは! 」と声をかけてくる人もいたとか。
なるべく顔バレしないようにコソコソしながら商品を物色し、メーガン妃に「これで合ってる? 」などとテキストを送っていたそうで、メーガン妃と「それじゃない。(オーブン料理用の)クッキングシートが必要なの」、「え、クッキングシートってどこにあるの? 」とやり取りを交わしたことについて「あれは楽しかったな」と懐かしそうに語った。
普通のカップルならば、スーパーで肩を並べて買い物をすることなどなんてことないけれど、付き合いたてで、しかも、おたがいに世間に顔や名前が知られている有名人同士であるヘンリー王子とメーガン妃にとっては、距離を取りながら買い物をするだけでも新鮮で楽しかったよう。その光景を想像すると、まるでドラマや映画のワンシーンのようで、なんだかこそばゆい気持ちに。
キャップは必需品
ロイヤルファミリーという、つねに世間からの視線を浴びる特殊な環境で育った自身の半生を、生まれた時から人生のすべてを24時間撮影されており、それがリアリティ番組として全世界に放送されてしまう男性が主人公のジム・キャリー主演の映画『トゥルーマン・ショー』と「動物園が混ざった感じ」と表現したヘンリー王子。
そんなヘンリー王子にとって、顔を隠すためのキャップは外出時の必需品だそう。くわえて、道行く人となるべく視線を合わせないよう、いつも下を向いて歩くようにしてきたといい、そのせいで前が見えず、標識や散歩中の犬によく激突しそうになるんだとか。地面に吐き捨てられているチューインガムのおびただしい数にも「すごいな…」と驚いていると語っていた。(フロントロウ編集部)