ホラー映画『ソウ』の新シリーズの幕開けとなる映画『スパイラル』が全米で公開され、素晴らしいオープニング興行成績を収めた。(フロントロウ編集部)
『ソウ』新シリーズもヒット中!
逃げ場のない究極の状況設定や想像するだけでも恐ろしい殺人ゲームが繰り広げられる、人気ホラー映画『ソウ』シリーズ。2017年には新シリーズの『ジグソウ:ソウ・レガシー』が公開され、大ヒットした。
そんな本シリーズの新章として、映画『スパイラル』が全米で5月14日(金)に公開。その後迎えた土日の興行収入を合わせ、上映から3日間で約9億5千7百万円(870万ドル)の興行収入を稼いで全米1位のオープニングとなった。
この記録により、『ソウ』シリーズが興行収入で1位に輝いたのは、合わせて6作品となった。
まだまだ厳しい映画市場
ただ、ランキング1位に輝いたとは言え、22億円の製作費で作られた本作はオープニングの興行収入が10億円になると見込まれていた作品。実際には10億円にあと一歩で及ばなかった。米統計会社のコムスコアは、「我々はまだ非常に限られた市場で事業を行なっています」とコメントしている。
アメリカは、新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックの影響でしばらく主要な都市の劇場が閉鎖されていたけれど、最近は小規模ではありつつも営業が再開され始めている。
映画『スパイラル』の日本公開は未定。(フロントロウ編集部)