現地時間2020年5月16日に開催されたMTV Movie & TV Awardsより、受賞者をご紹介。(フロントロウ編集部)

MTV Movie & TV Awardsが開催

 MTV主催の映画賞として1992年に始まったMTV Movie & TV Awardsの受賞者が発表された。視聴者の投票によって勝者が決まるこのアワードは、MTVの主な視聴者層である10~20代の若者の好みや人気がストーレートに反映されているというところが見どころ。

画像1: MTV Movie & TV Awardsが開催

 今回の受賞にもそんな傾向がよく反映されていた。映画部門の最優秀賞はNetflixオリジナルドラマ『好きだった君へ: これからもずっと大好き』が、ドラマ部門の最優秀賞はマーベル・スタジオのディズニープラスオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』が受賞。

画像2: MTV Movie & TV Awardsが開催

 アカデミー賞を含む主要なアワードでは映画『ノマドランド』が席巻したなか、MTV Movie & TV Awardsでは、一味違った結果をみることができた。

マーベル作品が大躍進

 キャスト賞では、Netflixオリジナル映画『マ・レイニーのブラック・ボトム』に出演し、昨年急逝した俳優のチャドウィック・ボーズマンが映画部門での最優秀賞に選ばれた。一方ドラマ部門では、ドラマ『ワンダヴィジョン』で同じキャラクターをさまざまな年代の設定で演じ分けたエリザベス・オルセンが受賞。

画像1: マーベル作品が大躍進

 また、MTV Movie & TV Awards名物の一風変わった賞では、マーベルドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のアンソニー・マッキーがベスト・ヒーロー賞に、同じくマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』でお節介な隣人「アグネス」を演じたキャスリン・ハーンがベストヴィラン賞に選ばれるなど、マーベル系の大躍進が見られた。

 ちなみに、『ワンダヴィジョン』のエリザベスとキャスリンは、素晴らしい対決を見せた俳優に贈られるベスト・ファイト賞を受賞し、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の主演であるアンソニーと、セバスチャン・スタンは、いいコンビに贈られるベスト・デュオ賞を受賞した。

画像2: マーベル作品が大躍進

 また、大活躍した俳優に贈られるブレイクスルー賞には、Netflixドラマ『ブリジャートン』のレゲ=ジャン・ペイジが選ばれ、注目を浴びている。

その他のユニークな賞は?

 ユニークな賞としては、優れたキスシーンを讃えるベスト・キス賞にドラマ『アウターバンクス』のチェイス・ストークスとマデリン・クラインが選ばれ、最も恐ろしかったパフォーマンス賞には、ホラードラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』のヴィクトリア・ぺドレッティが選ばれた。

画像: その他のユニークな賞は?

 視聴者のリアルな声が反映されるMTV Movie&TV Awardsは、現地時間2021年6月16日に開催さ、大盛況のうちに幕を閉じた。(フロントロウ編集部)

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