「ウルフカット」がトレンドにカムバック
いま海外で注目を集める「ウルフカット」とは、髪の上部分に丸みをつけるようにカットし、髪の下半分から襟足に向かってレイヤーを入れて長めに仕上げるヘアスタイルのこと。
トップの髪が短く、下に行くほど長くなる「ハイレイヤーカット」の一種で、襟足やサイドの髪を長めに残すのが特徴。後頭部にボリュームをもたせつつも、襟足を軽くスッキリ見せることができるため、くせ毛で髪全体がうまくまとまらない人や、フェイスラインが気になる人にオススメのヘアスタイル。
とくに、今年は70年代に一躍ブームを巻き起こした従来の「ウルフカット」よりトップのレイヤーを長めに残し、髪全体をふんわりと仕上げた「ネオウルフ」の人気が高く、リラクシーで色っぽい雰囲気がオシャレだと話題を集めている。
SNSでも大注目のウルフカット
実際に、ウルフカットの人気は凄まじく、若者に大人気の動画共有アプリTikTokでは「wolfcut」のハッシュタグがついた投稿の総再生数1億800万を超え、写真共有ウェブサイト「ピンタレスト(Pinterest)」ではキーワード検索数が、前年にくらべて75%もアップ。Z世代のポップアイコンである人気シンガーのビリー・アイリッシュも取り入れるなど、大きな盛り上がりを見せている。
そんなウルフカットは他のヘアスタイルに比べて特徴的なカットをしているため、毎日のスタイリングも大切。
上手に仕上げるポイントは、トップや顔まわりの髪を中心に、ストレートアイロンやコテで巻いて、髪全体に動きを持たせること。また、ゆるめのパーマと組み合わせてみると、毎日のヘアセットが楽になるのでオススメ。他にも、ヘアバームやワックスなどのスタイリング剤を毛先につけて束感を出すのもおしゃれ。
海外でトレンドとなっているウルフカット。まだまだたくさんのスタイリングや取り入れ方があるので、気になる人はSNSも一緒にチェックしてみて。(フロントロウ編集部)