2017年5月22日にアリアナ・グランデのマンチェスター・アリーナ公演を襲った悲劇的なテロ事件から4年を迎え、アリアナがメッセージを綴った。(フロントロウ編集部)

マンチェスター・アリーナでの公演が自爆テロ事件に襲われたアリアナ・グランデ

 2017年5月22日、サードアルバム『デンジャラス・ウーマン』を引っ下げたツアーでアリアナ・グランデが公演を行なっていたイギリスのマンチェスター・アリーナが、自爆テロの標的に。この事件でライブのオーディエンスなど22人が犠牲になり、500名以上が負傷。アリアナ自身もPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患うなど、近年の音楽史上でも最も悲劇的な事件の1つとなった。

画像1: マンチェスター・アリーナでの公演が自爆テロ事件に襲われたアリアナ・グランデ

 アリアナは勇敢にもすぐに立ち上がり、犠牲になった人々や、テロによって心に傷を負ったオーディエンスをはじめとしたマンチェスターの人々へのサポートを表明するため、2017年6月5日にチャリティー公演『ワン・ラヴ・マンチェスター(One Love Manchester)』を開催。

 マイリー・サイラスやジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、ファレル・ウィリアムス、ワン・ダイレクションのナイル・ホーラン、リトル・ミックス、コールドプレイら豪華なアーティストたちが、アリアナやマンチェスターのために駆けつけた。

画像2: マンチェスター・アリーナでの公演が自爆テロ事件に襲われたアリアナ・グランデ

テロ事件から4年を受けてアリアナ・グランデがメッセージ

 マンチェスター・アリーナを襲ったテロ事件から今年で4年目を迎え、テロ事件が発生したのと同じ5月22日、アリアナがインスタグラムストーリーを更新して、マンチェスターのシンボルであるハチの画像を投稿。

 「悲しみは常に存在し、悲しみとの関係性は変化しながらも、1年を通して日々、様々な形で表現されています。今年もこうして事件の日を迎えたことが、簡単なことではないのは理解しています。今日も、皆さんのことを思っているということを知ってもらえたらと思います。マンチェスター、私の心は今日もずっと皆さんと共にあります」とメッセージを寄せた上で、事件で亡くなった22人の名前を一緒に記した。

画像1: テロ事件から4年を受けてアリアナ・グランデがメッセージ

 また、アリアナはこの日、マンチェスターを代表するロックバンドであるオアシスの「Don't Look Back In Anger」を聴いたこともインスタグラムストーリーで報告。

画像2: テロ事件から4年を受けてアリアナ・グランデがメッセージ

 「Don't Look Back In Anger」はマンチェスターの住民にとってアンセムのような楽曲であることで知られ、チャリティー公演『ワン・ラヴ・マンチェスター』では、アリアナがコールドプレイのパフォーマンスに加わる形で同曲を披露した。

 また、『ワン・ラヴ・マンチェスター』に参加したアーティストの一人であるマイリーも5月22日、マイリーのマネージメントが管理するツイッターのアカウントに当時の一連の写真を投稿して、マンチェスターに思いを馳せた。

(フロントロウ編集部)

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