ドラマ『ムーンナイト』
『ムーンナイト』は映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』などをはじめとしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から派生して制作されているDisney+(ディズニープラス)向けの新ドラマ。映画『スター・ウォーズ』のポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックが主演を務める。
ヒーローのムーンナイトは、1975年にコミックに登場した、ヒーローで、本名はマーク・スペクターという。マークはエジプトでの任務中、雇い主に騙され瀕死の重傷を負った。生死の境を彷徨う彼の前に現れたのは、古代エジプトの月の神・コンシュー。復讐に燃えるマークは、その得体の知れない神と契約をし、新しい命と引き換えに、ムーンナイトとして役目を授けられることとなる。
コミックによって細かい設定は異なるけれど、ムーンナイトは月のマークが施された白い装束を身に纏っている。場合によっては、スーパーパワーを持っていないこともある。また、多重人格と言われている精神疾患を抱えているときもあり、自分の中にアイアンマンやウルヴァリンなど他のヒーローの人格を生み出して戦うことも。
さらに、「月の満ち欠けによってスーパーパワーが発揮される」という設定もあるけれど、基本的にはハイテクアイテムや己の力で戦っている。
オスカー・アイザック、すっかりムーンナイト
そんなムーンナイトを演じるオスカー・アイザックが、ムーンナイトの片鱗を見せつける新画像を投稿した。
"WE ARE MOONKNIGHT" - Oscar Isaac #MoonKnight pic.twitter.com/GhLgvHnje8
— Marvel Studios (@MarvelStudios) May 27, 2021
こちらを見つめる目線はどこか虚で、背景には、まるで執着しているかのようにムーンナイトの画像がたくさん貼り付けられている。「我々は、ムーンナイトだ」というコメントがあるように、今回のドラマも、多重人格の設定が用いられていると考えられる。
『ムーンナイト』は現在撮影中で、詳しい配信日などは今後発表される見込み。同作が配信される予定のディズニープラスでは、6月よりマーベル・スタジオ新ドラマ『ロキ』が配信開始となる。(フロントロウ編集部)