6月9日に控えたマーベルドラマ『ロキ』の配信スタートを前に、主演を務めるロキ役のトム・ヒドルストンがロキに待ち受ける未来についてコメントした。(フロントロウ編集部)

6月9日より配信がスタートする『ロキ』

 6月9日(水)より、いよいよDisney+ (ディズニープラス)で配信がスタートするマーベルドラマ『ロキ』。ドラマ『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に続くマーベルのドラマ第3弾として配信される『ロキ』は、毎週金曜日に配信されてきた前2作とは異なり、毎週水曜日の配信に。発表にあたり、ロキを演じるトム・ヒドルストンが、「水曜日は、“新しい金曜日”です」と“裏切り王子”であるロキらしいセリフを放ったことも話題になった。

 ドラマ『ロキ』は、映画『マイティ・ソー』シリーズで登場したマイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)の義弟であるロキが、“時間の流れを守っている”という謎の組織TVAに捕まり、「自分が改変してしまった現実を元に直す」任務を与えられるという物語。

 ロキは2019年に公開されたMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のなかで、アイアンマンたちが訪れた過去の世界にて、時空の瞬間移動を可能にする四次元キューブを手に消え去っており、ドラマ『ロキ』ではロキのその後が描かれる。ロキは2018年に公開された映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のなかで最強の敵であるサノスによって殺されており、『ロキ』では『エンドゲーム』で過去の世界に現れたロキがどうなったかが描かれるということで、配信前からファンの間ではこれまでのマーベルドラマの中で最も高い注目を集めている。

トム・ヒドルストンがロキの未来を語る

 もちろん、ロキが『エンドゲーム』後にどうなったかはドラマが配信されるまでのお楽しみだけれど、トムが今回、配信に先駆けて米Total Film誌とのインタビューでロキの将来についてコメントした。

画像: トム・ヒドルストンがロキの未来を語る

 とはいえ、何度もアベンジャーズや観客を騙してきたロキらしいと言うべきか、ドラマのヒントに繋がるような情報はなし。インタビューのなかで、トムは「現時点で僕が学んだこととして、いかなる期待を持ったところでそれは無駄なものであり、愚か者がする行動だということがある」と、ロキを長年演じてきたなかで、ロキの将来を予測するのは「無駄」なことだと分かったとキッパリ。

 ロキを演じてきた本人としても、“裏切り王子”ロキの予測不能な行動に惑わされてきたと感じているのか、「このキャラクターには一度だけでなく、二度も三度も別れを告げたからね。未来がどうなっているのかは分からないよ」とトム。「10年前にこれを予測できた人はいないんじゃないかな」と続け、ロキが主役のドラマが制作されることを10年前に予測できた人はいないはずだとした上で、同様に、ロキのこれからも予測できないと語った。(フロントロウ編集部)

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