ガガとヴェルサーチェがコラボ
2011年5月23日にリリースされたレディー・ガガの2枚目のアルバム『Born This Way（ボーン・ディス・ウェイ）』は、2021年で10周年を迎え、先日、ウエストハリウッドで5月23日が「ボーン・ディス・ウェイ・デー」と制定され、世界中のLGBTQ+コミュニティーの人たちに大きな影響を与えたとして、「Born This Way」に捧げるロバートソン・ブルバードのストリートペインティングでお祝いされた。
そんなガガが『Born This Way』の10周年を記念して、ファッションブランドのヴェルサーチェ（Versace）とプライド月間にコラボすることを発表。
ガガとヴェルサーチェのデザイナーであるドナテラ・ヴェルサーチェは、昔から親交があり、2013年にはアルバム『Art Pop（アートポップ）』にドナテラのことを歌ったとされている曲「Donatella（ドナテラ）」が収録され、その翌年にはガガがヴェルサーチェの広告塔を務めたこともあった。
今回ガガとヴェルサーチェはTシャツとベレー帽を販売。それぞれ「VERSACE」と描かれたレインボーカラーのロゴと「Born This Way」と描かれたロゴがデザインされており、このコラボでしか買えないアイテムがラインナップ。そして売り上げの一部が、ガガが2012年に立ち上げた、心に傷を抱えた若者たちを援助するためのBorn This Way基金に寄付される。
ガガは今回のコラボについて「ヴェルサーチェは常にリーダー的存在です。ジャンニ、ドナテラ、アレグラの時代から、そして現在も、私たちの中にある、お互いに与えあえる美しい愛の色をお祝いしてきました。私たちはみんなもっと違っていて、違うことは美しいのです。LGBTQ+のメンタルヘルスとBorn This Wayの10周年をサポートしてくれたドナテラに感謝します」とコメントし、コラボTシャツとベレー帽を被った姿をソーシャルメディアでお披露目。
一方のドナテラもコラボTシャツを着てレインボーフラッグを掲げている写真に「レディー・ガガと一緒に『Born This Way』の10周年をお祝いできることをとても嬉しく思います。このプライド月間に、包括性と多様性を信じるリトルモンスターたちのために特別なものを発表します」とキャプションをつけ、プライド月間と『Born This Way』の10周年をお祝いした。
また、ヴェルサーチェは、ガガがワールドツアーで着用したアイコニックなレザージャケットのレプリカをオークションに出品。その収益のすべてをBorn This Way基金に寄付すると発表している。（フロントロウ編集部）
