ジャック・ブラックが学生の卒業写真に混ざる
映画『スクール・オブ・ロック』や『ガリバー旅行記』、『ジュマンジ』などでコミカルな演技の数々を披露してきた人気俳優のジャック・ブラックが、プライベートで見せた対応が素晴らしいと話題になっている。
今回、プライベートのジャックに遭遇する幸運に恵まれたのは、米・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるグリフィス天文台で卒業記念写真を撮影していた学生たち。撮影を担当したダニエルがその一部始終を収めた映像をSNSで公開しており、それによれば、グリフィス天文台にいたジャックに一緒に写真に入ってもらえないかとお願いしたところ、すぐに承諾してくれたという。
さらに、ジャックは写真撮影を承諾してくれただけでなく、撮影する上で“ディレクション”までしてくれたよう。さすが俳優と言うべきか、ジャックは“どのアングルだと1番自分がよく写るか”を理解していたとのことで、映像には、ジャックがジェスチャーを交えながら、光の向きなども考慮して、写真を撮る位置を学生たちに指示している様子が収められている。
一連の模様を収めた映像はこちら。
TikTokにもアップされているこの動画は大きな話題を呼んでおり、記事執筆時点で330万回以上再生されている。また、撮影を担当したダニエルはジャックの代表作である映画『スクール・オブ・ロック』にちなみ、「スクール・オブ・ロックを卒業したよ」とコメントを添えた上で、「ジャックのおかげで僕の作品が何百万人もの人々に知られることになった」というジャックへの感謝の言葉と共に、自身のインスタグラムにこの時の写真を投稿している。
ジャックの指示のもとで撮影された写真がこちら。
卒業生たちに囲まれながら、真ん中で片膝立ちしてポーズを決めたジャック。彼が事前に出した指示はまさに的確だったようで、日の光は綺麗にジャックに当たっている。
もちろん、自分が最も良く写るアングルを常に把握し、的確に指示を出せるのもさすがだが、何より、卒業写真という記念すべき写真に最高の形で一緒に収まってくれたことは、学生たちにとって一生の思い出となったはず。幸運な学生たちと共に収まったこの1枚には、ジャックの俳優としてのプロフェッショナルな側面が存分に詰まっている。(フロントロウ編集部)