『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』カンヌで特別上映
映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、カンヌ国際映画祭で特別上映されることが米Varietyによって報じられた。7月14日にフランスの映画館で公開される前に、カンヌ国際映画祭の会場「シネマ・ドゥ・ラ・プラージュ」で上映されるという。2021年のカンヌ国際映画祭は、現地時間2021年7月6日(火)〜2021年7月17日(土)に行なわれる予定。
「シネマ・ドゥ・ラ・プラージュ」は、カンヌ国際映画祭の会場の横のビーチで行われる野外映画鑑賞会。この鑑賞会はこれまでクラシック映画を上映することで知られていたが、今回『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が上映されることとなり、新しい変化が生まれるのではないかと言われている。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はすでに海外8カ国で公開されており、6月25日からは全米でも公開が始まる。現在、同作の世界興行収入は約280億円(2億5千万ドル)を超えており、そのうち約260億円(2億390万ドル)は中国市場での興行収入となっている。
2001年に第1作目が公開された『ワイルド・スピード』シリーズは、これまでに8作品が公開されているが、カンヌ受賞歴はない。そのため、シネマ・ドゥ・ラ・プラージュでの上映は非常に特別なものになると言われている。ちなみに昨年度の同映画祭は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、通常通りの開催が中止されている。2019年度の最優秀賞“パルム・ドール”は、『パラサイト 半地下の家族』が受賞した。
そんな『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、日本では8月6日より全国公開が始まる。(フロントロウ編集部)