ピンクの子供たち、人生初のロッククライミングで本領発揮
パワフルな歌声やパフォーマンスや飾らない人柄で、ここ日本でも“ピンク姐さん”の愛称で親しまれているシンガーのピンクと15年来の夫でモトクロス界のスターであるケアリー・ハートの間に誕生した2人の子供たちは、両親と同じく、優れた身体能力にくわえて何事にも臆さない強靭な精神の持ち主のよう。
ケアリーがインスタグラムで公開した、第1子のウィロー(10)と第2子のジェイムソン(4)が、そびえ立つ断崖絶壁を命綱1本でスイスイと登る様子を写した写真が人々を唸らせている。
「僕らの子供たちはヤバい。ウィルズとジェイモス(※子供たちのニックネーム)の初めてのロッククライミング。ウィルズは100フィートの岩壁をあまりにもスイスイ登ってしまったから、写真を撮るのすら難しかった」「ジェイモスの勇ましい登り方もスゴくて、衝撃的だったよ。岩壁の上に進むには、どこを掴むべきかって真剣に考えている様子には本当に感動した」というコメントとともにケアリーが公開したのはこちらの写真。
子供が挑戦するクライミングといえば、コンクリートや木の壁にカラフルなホールドが配置された簡易版のボルダリングをイメージするけれど、ピンクとケアリーの子供たちが挑戦したのは、本物の岩の壁を登るガチのロッククライミング。
安全のために命綱で吊るされながら登っているとはいえ、普通、10歳と4歳の子供なら怖がって手足がすくんでしまいそうなもの。しかし、そこは、物心つく前からステージや会場を自由自在に飛び回るアクロバティックな空中パフォーマンスが代名詞となっているピンクやバイクでジャンプ技を決めるケアリーの姿を見てきたウィローとジェイムソン。人生初のロッククライミングにも関わらず、父ケアリーも関心してしまうほど勇敢に岩壁に立ち向かって見せた。
両親の“英才教育”でスリルには慣れている
ウィローは、空中ブランコやロープを使ったピンクのパフォーマンスの訓練に幼い頃から参加。5月に開催されたビルボード・ミュージック・アワードでは、ピンクと一緒に親子デュエット曲の「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン」を宙づり演技をしながら披露して話題となった。
さらにケアリーと一緒にダートバイクにも挑戦していることから、アクロバティックな運動には慣れっこ。それだけに、ウィローにとっては100フィート(約30メートル)を超える岩壁を登るというのは朝飯前なのかもしれない。
4歳のジェイムソンも、まったく怖がる様子は見せず、ケアリーにロッククライミングの感想について「楽しかった? 」と聞かれると満面の笑みで何度もうなずきながらリアクション。周囲の大人たちから拍手を浴びて誇らしげだった。
ジェイムソンもすでにモトクロスの訓練を始めている。
子供たちの肝の座りようは、やっぱり両親譲り。将来どんな大物に成長するのかと、つい期待してしまう。
ちなみに、ピンクのキャリア史上最大のツアーの模様やその裏側、ケアリーと協力して子育てとキャリアを両立しようと奮闘する様子を追ったドキュメンタリー映画『P!NK: オール・アイ・ノウ・ソー・ファー』がAmazon プライム・ビデオで独占配信中。同作のサウンドトラックで、貴重なライブ音源やシングル化されていないカバー曲などを収録した最新ライブアルバム『オール・アイ・ノウ・ソー・ファー: セットリスト』(国内盤)が6月16日(水)にリリースされる。(フロントロウ編集部)