ドラマ『SUITS/スーツ』の俳優パトリック・J・アダムスと妻で同じく俳優のトローヤン・ベリサリオが、第2子の壮絶な出産体験を振り返った。(フロントロウ編集部)

第2子が生まれたのは病院の駐車場だった

 ドラマ『SUITS/スーツ』のマイク役でおなじみの俳優パトリック・J・アダムスと、妻で同じく俳優のトローヤン・ベリサリオが、今年5月に誕生した第2子エリオット・ロウェナ・アダムスの壮絶な出産体験をポッドキャスト『Katie's Crib(原題)』で振り返った。

 病院へ向かっている時に陣痛の激しい痛みに襲われたトローヤンは、シートベルトをはずして体勢を変えなければならないほど切羽詰まっていたそうで、病院の駐車場に着いて、パトリックが振り向いた時にはすでに両手と両膝をついた“四つん這い”の状態で叫んでいたという。

 そこからは怒涛の展開で、パトリックは病院の警備員に「今まさに生まれてる!車の中でだ!」と訴えて、スタッフを自分たちのもとに呼ぶようお願い。その間も陣痛がおさまることはなく、トローヤンが四つん這いのまま「パトリック!パンツをおろして!」と何度も叫んでいたので、言われたとおりにしたところ、もう赤ちゃんの頭が出ていた。

画像: 第2子が生まれたのは病院の駐車場だった

 まだ病院のスタッフも到着していなかったため、パトリックはパニックになる余裕すらなく、とりあえず赤ちゃんの首にへその緒が巻きついていないかどうかだけ確認。その直後にトローヤンがもうひとふんばりすると、赤ちゃんの体が全部出てきたそうで、本能的に赤ちゃんを逆さまにしたほうがいいと思ったパトリックが頭を下にして抱っこすると、元気に泣きはじめた。その光景を見て、トローヤンは「娘は生きてる。大丈夫。ちゃんと息もしている」と思ったそう。

 第2子誕生をインスタグラムで報告した際、パトリックは娘に向けて「君の人生が、君が生まれた瞬間と同じくらいユニークでエキサイティングなものでありますように」というメッセージをおくっていたが、実際、かなりユニークなシチュエーションで生まれていたことが明らかに。

 ちなみに、このエピソードを披露したあと、トローヤンは例の病院の駐車場で撮影した写真に、「そう。私たちの娘が生まれたのはまさにこの場所。友人のポッドキャストで、私の人生で最もクレイジーな15分間のストーリーを共有できたことを光栄に思う。気絶しない自信がある人はぜひ聞いてみて。大事なのは、彼女がここにいて健康であること、私がどうにか生き延びたこと、そしてパトリックが失神しなかったこと」というコメントを添えて、自身のインスタグラムに投稿している。

(フロントロウ編集部)

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