ローレンス・フィッシュバーンが“ミスターワタナベ”の存在明かす
2022年5月の公開を予定している映画『ジョン・ウィック』シリーズの4作目は、現在制作が進められている。新キャストも続々と発表されており、日本出身でイギリス育ちのミュージシャンであるリナ・サワヤマが主演のキアヌ・リーブスとともにメインキャストを務め、アクションのレジェンドであるドニー・イェンがジョン・ウィックの古くからの友人を演じ、『IT/イット』シリーズでペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドも出演交渉中。
そして、前作から続投するキャストもおり、ウィンストン役のイアン・マクシェーンや、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンも出演する。
本作の撮影は主にドイツのベルリンとフランスのパリで行なわれる予定で、キアヌは、彼の別の主演作である『マトリックス4』もベルリンで撮影されていることから、すでにベルリン入りしている。
そしてローレンスも、「数ヵ月以内にベルリンに行かなくてはならないんだ」と米Colliderのインタビューで明かし、4作目の脚本を読んだうえで、あるキャラクターが印象深かったと明かした。
「脚本を読んだよ。非常にクールだね。前の3作品と同じ世界だけれど、それよりも深い物語になっている。暗殺者の話としてより深いものになっているし、彼(ジョン・ウィック)とある1人のキャラクターの関係…、たしかミスターワタナベが演じるんだが、それは物語の中心であり魂になっている」
『ジョン・ウィック4』には、“ミスターワタナベ”が演じるキャラクターが中心人物として登場する!?
『ジョン・ウィック4』ミスターワタナベは何者?
ミスターワタナベと聞いて思い浮かぶのは、やはり、ハリウッドで大活躍する俳優の渡辺謙。新キャストとして発表されていないなかで、ローレンスが不意に彼の出演をバラしてしまったのだろうか?
しかしColliderが確認したところによると、ミスターワタナベは実際にはキャラクターの名前であり、演じる役者ではないという。
となると、ドニーが演じるキャラクターがミスターワタナベである可能性も浮上。リナは女性であるためミスターワタナベではないと推測出来るが、ローレンスがそのキャラクターの性別も間違えて認識していた可能性も捨てきれない。
いずれにせよ、これまでに、黒澤明監督やヤクザ文化の影響が見られ、寿司職人の暗殺者ゼロが登場してきた『ジョン・ウィック』シリーズの4作目では、さらに日本の要素が見られることになりそう。
また、『ジョン・ウィック4』は、日本での撮影も行なわれる予定であると報じられている。
(フロントロウ編集部)