『ジョン・ウィック4』一部を日本で撮影か
2022年5月に公開予定となっている映画『ジョン・ウィック』4作目の撮影が、6月に始まると見られている。
すでに5作目までの制作が決定している『ジョン・ウィック』は、4と5の撮影が同時に進められると発表されていた。しかし、コンチネンタル・ホテルの代表であり、裏の世界で絶大な力を持つウィンストンを演じたイアン・マクシェーンが以前、「同時にやるとアナウンスしたのは知っているよ。でも誰にも分からないだろう。スタジオはあらゆるアナウンスをするからね。でも疑いなく、今年のどこかで、『ジョン・ウィック4』の撮影はするよ」と話していたとおり、6月に始まる撮影では4作目だけが進められることになったと、米Colliderは報じている。
さらに、『ジョン・ウィック』4作目の撮影地は、ニューヨーク以外になると関係者が話したと報じられている。その主な撮影地は、ドイツのベルリンとフランスのパリ。キアヌは、2020年11月に撮影を完了した『マトリックス4』の撮影でベルリンに長期滞在しており、ふたたびその地に舞い戻ることに。
そして一部の撮影は、さらに別の場所でも。それはアメリカのニューヨークと、日本!
関係者は、日本のどこが撮影候補地なのかまでは話さなかったけれど、もし実現すれば日本のファンにとってたまらないものになる。
『ジョン・ウィック:パラベラム』では、寿司職人の暗殺者ゼロが登場したことも記憶に残る。また、フロントロウのインタビューでチャド・スタエルスキ監督とキアヌは、黒澤明監督やヤクザ文化も作品に影響を与えたことを語っており、そんな2人がついに実際に日本で撮影するとなれば、シリーズの新たな幕開けに大きな期待が膨らむ。
とはいえ、撮影開始まではまだ数ヵ月あり、新型コロナウイルスの脅威も依然として大きいため、予定変更の可能性はある。続報が待たれる。(フロントロウ編集部)