『TWD』最終章のファーストルック
2010年から続いた歴史に、次のシーズン11をもって幕を下ろすことを決断したドラマ『ウォーキング・デッド』は、現在その撮影を進めている。アメリカでは2021年8月に放送開始予定で、エピソード数はシリーズ史上最長の24話。
撮影の様子も目撃されており、新キャラクターであるマーサーを演じるマイケル・ジェームズ・ショウや、撮影開始までマスクをつけるウォーカー役のエキストラたちの姿などが見かけられた。
シーズン11の撮影が2021年2月に始まったことが報告され、もう少しで放送開始となるなか、ついに最終章のファーストルックが公開!
そのなかでは、キャロル、マギー、ロジータ、リディアがウォーカーの群れと対峙する姿、ニーガンがウォーカーと戦う姿が。
シーズン11に関して、詳しいストーリーはまだ明かされていない。しかし新たな共同体であるコモンウェルスが登場することは、物語に大きな変化を与える。また、本シリーズが終了したあとにスタートするキャロルとダリルがメインのスピンオフドラマに繋がる展開もあると見られている。
しかし、今回公開された画像からは、『ウォーキング・デッド』の10シーズンを通して描かれてきた生存者同士の争いや絆よりも、ウォーカーとの戦いが感じられる。最終章では、人間対ウォーカーという原点に戻るのだろうか。
『TWD』最終章はどうなる?
シーズン11について、ショーランナーであるアンジェラ・カンは、「新しいコミュニティが登場して、それは敵だけれど、たまに味方だったりする。人間のドラマがそこにはある。マギーが帰ってきたから、マギーとニーガンの物語にも取り組んでる。ずっとファンでいてくれたみんなが期待するたくさんのものがある」と、集大成となる最終章はファンの期待に応える内容となっているとコメント。
もう1人のショーランナーであるスコット・M・ギンプルは、「完全に(ダークで陰湿)というわけではない。暗い間にも明るい光はある。でもダークな物事は、すごく、すごく、すごく、すごくダークになる。でも容赦なくダークというわけでもない。明るい時もある」と、これまでにファンの予想を超える展開を見せてきた本シリーズは、その最後でもダークさを磨くことになると示唆した。
オリジナルシリーズが終わったあとにも、2つのスピンオフドラマと、1つの映画が制作されることが発表されている『ウォーキング・デッド』。メインシリーズの終わりはどのようなものになるのだろうか。
(フロントロウ編集部)