シーズン11で完結する『TWD』
10年以上にわたって続いてきた『ウォーキング・デッド』の最終章となるシーズン11の撮影が、現在進められている。
長年にわたり愛されてきたキャラクターたちの最後となるため、期待と注目を集めるシーズン11だけれど、ショーランナーのスコット・M・ギンプルによると、その展開のなかで「ダークな物事は、すごく、すごく、すごく、すごくダークになる」という。
アメリカでは2021年8月に放送開始予定で、エピソード数はシリーズ最多の全24話。
『TWD』最終章の撮影、ウォーカーたちが和気あいあい
そんな『ウォーキング・デッド』シーズン11の撮影は、新型コロナウイルス対策を講じたうえで進められている。
これまでもエゼキエルを演じるカリー・ペイトンがフェイスシールドをして休憩している様子が目撃されるなど、ニューノーマルが撮影現場にも起こっていることが分かっていたけれど、エキストラの多い撮影では、その雰囲気が顕著になるよう。
つい先日、ジョージア州アトランタで行なわれていた『ウォーキング・デッド』の撮影現場をキャッチ。そこには、マスクをしたウォーカーたちの姿が。
ゾンビらしい“歯”にするために入れ歯をするエキストラもいるようで、ご丁寧にマスクを手で持ち、入れ歯を入れようとする瞬間も写真に収められた。
この日の撮影では、シーズン11からの新キャラクターであるマーサーを演じるマイケル・ジェームズ・ショウの姿も確認された。
マーサーは巨大コミュニティ「コモンウェルス」の軍を率いる人物であり、シーズン10でコモンウェルスに住む無線のステファニーに会うために旅に出たユージーンを演じるジョシュ・マクダーミットも撮影に参加していた。そして、シーズン10の最後にユージーンたちを取り囲んだ“ストームトルーパーみたいな兵士たち”もいたため、ついにコモンウェルスが舞台の撮影が始まっているとみられる。
また、その他にも、新しいキャストとみられる俳優たちの姿も何名か目撃された。ある女性は、休憩中にウォーカーと仲睦まじい姿を見せる一幕も。もしかしたら、巨大コミュニティのコモンウェルスではウォーカーはマスクをつけ、人間とコミュニケーションが取れるように進化したのかも…!?
『ウォーキング・デッド』最終章のシーズン11は、2021年8月に全米放送開始の予定。(フロントロウ編集部)