番組に影響を与えたケンダル・ジェンナーの「マイルール」
世界で最も有名な家族といっても過言ではないカーダシアン/ジェンナー家の一員で、現在、モデルとして活躍するケンダル・ジェンナーの恋人が、大人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に一度も登場しなかった理由をプロデューサーのファルナズ・ファルジャムがポッドキャスト『The Daily Dish(原題)』で明かした。
先日、アメリカで放送されたエピソードをもってシリーズの長い歴史に幕を下ろした(※)『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に幼少期の頃から出演してきたケンダルだが、恋人や夫、パートナーの存在を隠すことなく同番組で見せてきた異父姉のキム・カーダシアンやコートニー・カーダシアン、クロエ・カーダシアンらと違って、ケンダルの恋人が番組内でフィーチャーされたことはこれまでに一度もない。
※新たに追加された2つのエピソード、「The Final Curtain Part 1」と「The Final Curtain Part 2」はこれまでの歴史を振り返るリユニオン(特番)形式。
その理由はケンダルが決めたルールにあった。ファルジャム氏によると、ケンダルは「相手の意図がわからない(または見抜けない)こともあるから、最低でも1年付き合った人しか番組に出演させない」と決めていたそうで、そのルールがあったがために、ケンダルの恋愛模様は最終回まで放送されずに終わったのだとか。
実業家として成功を収めるケンダルの妹カイリー・ジェンナーも、そんな姉を見習って最近のシーズンは番組から少し距離を置いていたそうで、最終シーズンの最後にかけて再び登場回数が増えたものの、ケンダルは「出たり出なかったり」であったとファルナズ氏は語っている。また、ファルナズ氏いわく、カイリーの愛娘ストーミの父親でラッパーのトラヴィス・スコットは「番組に出演したがらなかった」という。
ちなみに、番組に恋人を出演させる条件として「交際1年」を提示していたケンダルは、皮肉にも『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が最終回を迎えた直後に、現在の恋人でフェニックス・サンズに所属する若手NBA選手のデビン・ブッカーと交際1周年を迎えた。もし番組が終了していなかったら、デビンが同番組に登場していたかもしれない。(フロントロウ編集部)