故マイケル・ジャクソンの愛娘パリス・ジャクソンが、マイケルの娘として幼少期から世間の注目を浴び続け、パパラッチに追われる生活を送ってきたことが自身の心に与えた影響について語った。(フロントロウ編集部)

パリス・ジャクソンが心の問題について語る

 「キング・オブ・ポップ」の異名を持つ故マイケル・ジャクソンの愛娘で、モデルや俳優、シンガーなどマルチに活躍するパリス・ジャクソンが、俳優のウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスと母エイドリアン・バンフィールド・ジョーンズ、そしてジェイダの娘ウィロー・スミスが親子3代でホストを務めるフェイスブックの配信トーク番組『Red Table Talk(原題)』に出演。幼少期からマイケルの娘として注目を浴び、パパラッチに追われる生活を送ってきたことが原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したことを明かした。

 「カメラのカシャッという音を聞いただけで、幻聴に襲われたり、ひどい被害妄想に陥ったりしたことがある。色んなことがあってセラピーに通っていたけど、それも理由のひとつだった。ゴミ袋がガサガサと音を立てるだけでパニックになる。まさに典型的なPTSDだと思う」

画像: パリス・ジャクソンが心の問題について語る

 マイケルにはパリスのほかに長男のプリンス・ジャクソンと次男のビギ・ジャクソン(※旧名ブランケット)がいるが、3人の子供たちは、マイケルが生きていた頃はもちろんのこと、亡くなってからもつねに世間から好奇の目を向けられてきた。

 ご存じの方も多いと思うが、マイケルは子供たちをパパラッチから守るために、人前に出る時はマスクなどをつけさせて彼らの顔を隠していた。当時、まだ幼かったパリスは「なんでマスクをつけなきゃいけないの?バカみたい」と思っていたが、あとになってそれが自分たちを守るためだったことを知り、考えが変わったと2011年に『エレンの部屋』に出演した際に明かしている。

 また、パリスいわく、大人になった今は過去の経験を教訓にプライバシーを守るために、自宅に出入りする人たちには事前に秘密保持契約を結んでもらっているそう。

 ちなみに、ジェイダが2009年から2011年まで出演していたドラマ『しあわせの処方箋』の撮影現場で出会ったパリスとウィローは、スポットライトを浴びる親のもとで育ったという共通点に加え、メンタルヘルスやセクシュアリティ、ボディイメージの問題への関心など、何かと通ずるものが多かったことから絆を深めたという。(フロントロウ編集部)

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