ラッパーのメーガン・ジー・スタリオンが、亡くなったファンのお葬式費用の一部を払っていたことが分かった。(フロントロウ編集部)

メーガンがファンの力になる

 2021年に行なわれたグラミー賞授賞式で最優秀新人賞、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、そして最優秀ラップ楽曲賞を受賞したメーガン・ジー・スタリオン。充電のために一時的に活動を休んでいたメーガンだけれど、先日久々の新曲「Thot Shit」をリリース。

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 約1ヵ月という充電期間に力を蓄え、復活したメーガンの元にツイッター上でファンからあるメッセージが届いた。

 そこにはセレーナというファンから「メグ(メーガンの愛称)私たちはホッティ(メーガンのファンの総称)を失った。私たちの親友が突然亡くなったの。この人はあなたのことが大好きで、一緒にいるときはいつもあなたの歌を聴いていた。私たちは葬儀費用の面で遺族を支援しようとしているの。(クラウドファウンティングの)GoFundMeを開始して、(目標額の)半分達成している。リンクをリツイートして私たちを助けてくれない?」と、メーガンのファンが亡くなり、葬儀費用を集めるためにクラウドファウンティングのリンクをリツイートして欲しいと記されていた。

 日々、何百回というツイートが送られてくるメーガン。しかしメーガンはセレーナのツイートに目が留まり、すかさず「いくら必要なの?」と返信。

 そして「8,000ドル(約88万円)が必要」とセレーナが返信すると、その数分後にはメーガンが8,115ドル(約89万円)を寄付したという証明をツイートし、ファンのお葬式に必要な残りの費用を全額支払った。

 メーガンがクラウドファウンティングで寄付したことにより、メーガンのファンも続々と後を追い、現段階では170万円ほどの寄付金が集まっている。

 これまでメーガンはファッションブランド「ファッション・ノバ(Fashion Nova)」と協力して、女子学生や女性の起業家たちに総額約1億1,000万円(100万ドル)を支援したり、アジア系を含む8人が犠牲になった銃撃事件の際にはアジア系アメリカ人のための活動を行なっているNPO法人「Asian Americans Advancing Justice」にファッション・ノバとジャーナリスト兼アクティヴィストのメイ・リーと一緒に約550万円(5万ドル)を寄付したりしてきた。

 自分を応援してくれていたファンの最期のためにお葬式の費用を一部負担したメーガン。セレーナは「みんな、信じられないけれど、ゴールに到達した。メーガン、彼らの家族を助けてくれて、本当にありがとう!!!」とツイートし、メーガンが助けてくれたお陰で目標を達成できたことを報告した。(フロントロウ編集部)

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