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ハリウッドきっての“良い人”として知られるキアヌ・リーブスが、悪役を演じた映画が見てみたい!(フロントロウ編集部)

“悪いキアヌ・リーブス”も魅力は減らず

 ハリウッドで数十年にわたって活躍する一流俳優であるにもかかわらず、まったく気取らない性格とライフスタイルであることから、“良い人”として知られるキアヌ・リーブス

 その代表作には、『スピード』や『マトリックス』、『スウィート・ノベンバー』など正統派な主人公を演じたものから、『マイ・プライベート・アイダホ』や『コンスタンティン』、『ジョン・ウィック』など、クセがありつつもファンを魅了するキャラクターを演じたものまで、様々。

 そしてそのことから、彼に“悪役”のイメージはない人が多いのでは? しかし意外にも、キアヌが悪役だったり、嫌な奴だったりを演じている作品は少なからず存在する。今回はその作品をご紹介。キアヌのダークな面にも、是非魅了されてみて。


『ザ・ウォッチャー』

 FBI捜査官のジョエル・キャンベルは、連続殺人鬼グリフィンを追っていた。グリフィンはロサンゼルスに暮らす孤独な女性たちばかりを狙い、その写真を犯行前にジョエルに送りつけていた。グリフィンを逮捕できないジョエルは逃げるようにシカゴに移住するが、そこでふたたび同じ手口の殺人事件が起こる…。


『ギフト』

 3人の子供と暮らすアニーは、運命を見通す超能力“ギフト”を持っており、その力を使って占い師として暮らしていた。そんななか、アニーの息子の教師であるウェインの婚約者であり、町の権力者の娘であるジェシカが失踪する。警察に協力を求められたアニーは、捜査をすることを決める。


『ファイティング・タイガー』

 師匠のお寺を守るために、様々な格闘技大会に出場している太極拳の使いタイガー。ある日彼は、ドナカという男に、ルール無しの闇の大会に招待される。勝てば大金、負ければ死。そんな危険な大会でもタイガーは勝ち残っていくけれど、ドナカと彼の組織に疑念を抱いていく。


『から騒ぎ』

 ベネディックとベアトリス、クローディオとヒーローという2組のカップルを中心に進むウィリアム・シェイクスピアの名作を、1993年にケネス・ブラナーが映画化。ケネスとエマ・トンプソンといったイギリスが誇る名俳優たちに加え、キアヌやデンゼル・ワシントン、マイケル・キートンなど、豪華俳優たちが共演した。


『ネオン・デーモン』

 人を惹きつける美しさを持って生まれた16歳のジェシーは、モデルになるためにロサンゼルスへ足を踏み入れる。その魅力からすぐにデザイナーやカメラマンから引く手あまたとなり、嫉妬にさいなまれたライバルたちは常軌を逸した復讐をしかける。一方でジェシーもまた、その心に抱く野心から、ファッション業界の闇に染まっていく…。


『マッドタウン』

 近未来のアメリカ。テキサス州のフェンスに囲まれた無法地帯に投げ込まれたアーレンは、食人族に捕まり、片腕と片脚を奪われる。隙をついてどうにか逃げ出した彼女は、コンフォートという街にたどり着き、義足を手に入れる。その数ヵ月後、砂漠でゴミを漁っていた食人族の母娘を見つけた彼女は、復讐として母親を殺し、娘をコンフォートへ連れ帰る…。


 おまけ

『いつかはマイ・ベイビー』

 幼馴染のサシャとマーカスが、16年ぶりに再会。家族のような関係だった2人だけれど、今ではサシャは一流シェフになった一方で、マーカスは実家暮らしで売れないバンド活動中。とはいえ、やっぱり気が合う2人の関係はどうなる?

 キアヌは本作に本人役でゲスト出演。めちゃくちゃ性格が悪いバージョンのキアヌ・リーブス役!

(フロントロウ編集部)

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