2007年から2012年にかけて放送された人気ドラマ『iCarly(アイ・カーリー)』で主演を務めたミランダ・コスグローヴが、10代の頃にファンのロールモデルとなったことで経験した苦労を振り返った。(フロントロウ編集部)

ミランダ・コスグローヴが若くして名声を得た苦労を振り返る

 米現地時間6月17日より米パラマウントによる動画配信サービス「Paramount+」にてリブート版の放送がスタートした『iCarly(アイ・カーリー)』で、オリジナル版から引き続き主演を務める俳優のミランダ・コスグローヴが、若くして人気ドラマの主演に抜擢された当時を回想した。

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 2007年から2012年にかけてニコロデオンで放送された人気ドラマ『iCarly(アイ・カーリー)』で主演を務めたミランダは、まだ幼かった頃にティーンたちの「ロールモデル」となったことで葛藤を抱えることになったといい、米Peopleとのインタビューで当時について、「幼い頃に周囲の人たちから『ロールモデル』と呼ばれるようになった時は、すごく嬉しかったけど、同時に怖いという思いもあった。まだ幼いのに誰かからロールモデルと呼ばれると、『大変だ。ガッカリさせないようにしないと』って思ってしまうものだからね」と振り返り、次のように続けた。

 「それに、自分もまだ完全には形成されていないわけで、どうすればロールモデルになれるかも分かっていないの。そういうわけで、喜ばしい部分もあったけど、苦労した部分もあった」。

リブート版では多くを学ぶことができたとミランダ

 一方、ついに配信がスタートした『iCarly(アイ・カーリー)』のリブート版では、主役を演じながらエグゼクティブプロデューサーも共同で務めるミランダは、「今回の経験をしたことで、私は速いペースでこれまでには知らなかった多くのことを学べた」とも米Peopleに語っている。

 「私はすべてのエピソードで編集の手伝いをしているの。今までの人生で何も編集したことがなかった私がね。そういうわけで、1番最初の段階からセットデザイナーさんと話して、セットをどう組み立てていくかみたいなことを模索していくことだとか、そういう舞台裏のあらゆる工程を見ることそのものが、私にとっては学びになっている。いずれも、私がこれまで取り組んだことのないことだったから」とミランダ。

 また、プロデューサーとして現場を指揮する立場になったミランダは、「『これはどうなりますか?』『私たちはどうすればいいですか?』『このキャラクターはこういうセリフを言うと思いますか?』っていうことを1日中質問」されるようになったことで、「ハッキリ自分で主張することも少し得意になった気がしている」という。

 「みんなが私を見て質問をしてくるの。すごく力がついた気がしているし、今回の経験を通じて最も誇りに思えているのはその部分かな」と語り、リブート版でプロデューサーを務めたことで、これまで以上に自分の意見を堂々と言えるようになったと明かした。

 ドラマ『iCarly(アイ・カーリー)』のリブート版は、アメリカで「Paramount+」にて配信中。日本での配信は現時点で未定となっている。(フロントロウ編集部)

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