2021年から連邦祝日に制定された、6月19日の奴隷解放記念日「ジューンティーンス」をセレブがお祝い!(フロントロウ編集部)

連邦祝日に制定された「ジューンティーンス」とは

 「ジューンティーンス(Juneteenth)」は、1865年6月19日、奴隷がまだ残っていた最後の州、テキサス州で奴隷制が終わったことを祝して作られた奴隷解放記念日で、「June 19th=ジューン・ナインティーンス」を省略してそう呼ばれるようになった。

画像: 連邦祝日に制定された「ジューンティーンス」とは

 “黒人のためだけの記念日”という印象が強く、ほかの歴史的な記念日と比べると認知度が低かったジューンティーンスだが、昨年、黒人に対する人種差別の撲滅や権利向上を訴えるムーブメント「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター/黒人の命も価値がある)」が活発化した影響もあり、今年6月、ジョー・バイデン米大統領が「ジューンティーンス独立記念日法案」に署名し、晴れて連邦祝日として制定された。

 ちなみに、アメリカの“第二の独立記念日”とも称されるジューンティーンスは、7月4日の独立記念日と同様に、ピクニックやバーベキューなど、ごちそうを用意して家族や親しい友人と一緒にお祝いするのが習わし。奴隷たちが流した血と復活力を象徴する「赤」がシンボルカラーであることから、ストロベリーパイやスイカ、レッド・ベルベットケーキ、ストロベリーソーダといった、赤い食べ物や飲み物が多く並ぶ。

「ジューンティーンス」をセレブもお祝い

ハル・ベリー

 「みんな、ハッピー・ジューンティーンス!私たちはようやくここまで来た。でも、まだまだ先は長いと思ってる。よかったらあなたが知っている黒人経営の会社をここで教えて。今度、そのなかからいくつか紹介するわ」


ルピタ・ニョンゴ

 「(ジューンティーンスが連邦祝日として)国に認められたのは必然。本当の意味での変化は、ジューンティーンスの意義や、アメリカ社会における黒人の歴史や貢献についての教育を学校に導入し、保護することにある」(※一部抜粋)


ケリー・ワシントン

 「ハッピー・ジューンティーンス!!!ほかに、黒人の解放と素晴らしさを祝うのにオススメの方法があったら教えて。みんなからのコメント待ってる」


バラク・オバマ

 「ジューンティーンスが連邦祝日となった今、誰よりもジューンティーンスの実現に尽力した女性、オパール・リーについて学ぶ時間を持ってみてはいかがでしょう。彼女を見習って、私たちが生まれ育った時代よりも良い世界を孫たちに残そうではありませんか」


サラ・ハイランド

 「私は学校でジューンティーンスについての教育を受けていない。知ったのは大人になってから。私はこの国の体系的な人種差別をめぐる問題について、自分自身を教育し続けてる。同時に、すべての子供たちが真の歴史を教えられる日が来ることを願ってる」


ビル・ナイ

 「まだ道のりは長い。でも、(連邦祝日として制定されて初めての)ジューンティーンスは素晴らしいものだ。(ジューンティーンスについて)今日は時間をとって考え、学び、お祝いしよう」


ウゾ・アドゥバ

 「今日は私たちにとって回復、喜び、解放の日。NAACP(全米黒人地位向上協会)と一緒に私たちのコミュニティが持つ強さと美しさを祝福できることを誇りに思う。まだまだやるべきことはたくさんあるけど、今日のところは先人たちから得た自由を祝福しよう。ハッピー・ジューンティーンス!」


ジャネール・モネイ

 「喜びを取り戻す。喜びを目的の中心に据える。私たちはすべての重さに値する。ハッピー・ジューンティーンス!」

(フロントロウ編集部)

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