映画『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルが、ドウェイン・ジョンソンとの「確執」について語った。(フロントロウ編集部)

ヴィン・ディーゼルがドウェイン・ジョンソンとの不仲説に言及

 ド派手なカーアクションと仲間との熱い友情を描き、新作が公開されるたびに全世界で大ヒットを記録している映画『ワイルド・スピード』シリーズで、ドムことドミニク・トレットを演じる俳優のヴィン・ディーゼルが、同シリーズにルーク・ホブス役で出演する俳優のドウェイン・ジョンソンとの不仲説について、米Men's Healthのインタビューで言及した。

 ご存じの方も多いと思うが、ヴィンとドウェインは2017年に公開されたシリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』の撮影中に対立。ほかの共演者をも巻き込む騒動に発展したものの、両者が不仲説を否定するコメントを出したことでなんとか落ち着いた。

 その後、スピンオフ作品の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』でジェイソン・ステイサムとダブル主演を務めたドウェインだが、シリーズ最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には出演していないことから、いまだに不仲説が囁かれている。

画像: ヴィン・ディーゼルがドウェイン・ジョンソンとの不仲説に言及

 本当のところ、ヴィンはドウェインのことをどう思ってるのか? ヴィンはドウェインと一緒に仕事をした時のことを振り返ってこう語った。

 「ホブスというキャラクターを体現するのは大変だったと思う。当時の俺のアプローチは、パフォーマンスを必要なレベルまで上げるために、愛のムチをもって支援するというものだった。プロデューサーとして、映画を見た観客の人たちに、元プロレスラーで知られるドウェイン・ジョンソンが演じるキャラクターを“ドウェインとは別人”だと思わせなければならなかったんだ。ホブスはみんなにまるでレンガで殴られたような衝撃をいくつも与えた。それは俺が最も誇りに思っていることで、俺の美学でもある。そのためにたくさんの労力を要した。目指す地点に到達するために、時に厳しい態度で接する必要もあったのは事実だ。俺は自分がプロデュースする作品で最高のパフォーマンスを発揮するためなら、どんなことでもやる」

 騒動の核心には触れなかったものの、プロデューサーとして厳しく接しなければならなかったことが、ドウェインとの関係がギクシャクしてしまった原因のひとつであると示唆。シリーズの集大成となる11作目は、ファンにとっておなじみの面々が全員集合するかたちになると報じられているが、果たしてドウェイン演じるホブスはそのなかに含まれているのだろうか。(フロントロウ編集部)

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