『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ワイルド・スピード』で知られるナタリー・エマニュエルが、女性たちは、自分が太っていると思うことや、痩せなくてはいけないと思うことで、常に自分自身を打ちのめしていると語った。(フロントロウ編集部)

ナタリー・エマニュエル、女性が持つ外見へのプレッシャー

 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のミッサンデイ役や、映画『ワイルド・スピード』のラムジー役で知られるナタリー・エマニュエルは、ナチュラルな雰囲気から、プレミアなどでばっちりメイクをしている時まで、様々な顔でファンを魅了する俳優。

 イギリス出身であり、これまでにドラマや映画で演技をしてきた彼女は、世の中の多くの女性が感じているように、自分は太っていて痩せる必要があると感じていたという。しかしあることがきっかけで、健康に問題があるわけでもないのに、自分自身の体型を批判することはおかしいと気がついたそう。

 そのきっかけを起こしたのは意外にも、SNSのフェイスブック。フェイスブックでは、数年前の写真が思い出として表示されることがある。それが過去の自分を振り返る良いきっかけになったと、米Women's Healthのインタビューで明かした。

 「1枚の写真が携帯電話に出てきて、“私めちゃくちゃ良く見える!”って思ったの。でも当時は、私は太っていて、(痩せるために)健康に悪いことをいくつもする必要があると思ってたことも覚えてる。私たちは常に自分自身を打ちのめしていて、いつまでも完璧になれない」

画像: ナタリー・エマニュエル、女性が持つ外見へのプレッシャー

 多くの女性たちが自分の体型に自信がないのは、映像や広告などでの女性の描かれ方といった社会の問題が背景にあるが、自分で自分を傷つけ続けてしまうのは止めたいもの。ナタリーはこの気づきを経て、エクササイズへの取り組み方や、そこから何を得たいのかを考え直したそう。

 そんな彼女は現在、ヨガが好きだという。その理由として、「ヨガで好きなのは、上手くならなきゃいけないっていうプレッシャーがないこと。マットの上に1時間横になって息をしているだけでも、意図してやってるなら、あなたはヨガをやってる」とお茶目に話した。

女性たちへの重圧を無くすために動くセレブたち

 女性たちに自分自身の体型に自信を持てなくする環境を変えようと行動している俳優は多い。

 ケイト・ウィンスレットは自身が主演を務めた『Mare of Easttown(原題)』で、自分のお腹が加工して細く見せられることを拒否。ポスターにおいては肌が加工されていることに気がついた後でも、2回やり直しを求めたという。

 また、ヨガは多くのセレブに人気のエクササイズ。メーガン妃は第1子アーチーを出産した後、ダイエットに焦ることなくヨガや軽いウォーキングで体調を整えることに徹した。その理由の1つには、ママのリアルを見せるという目的があったという。

(フロントロウ編集部)

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