スクリーンデビュー前から3つの大作への出演決定
1961年公開の名作『ウエスト・サイド物語』をスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクした2021年の注目作で、無名でありながら主人公マリア役に抜擢されたレイチェル・ゼグラー。
そんな彼女が、いまだにスクリーンデビューをしていないにもかかわらず、ディズニーによる実写版『白雪姫』の主演に決定! さらに彼女は、2019年に公開されたDCEUの『シャザム!』の続編である『Shazam: Fury of the Gods(原題)』にも出演することが発表されており、大型新人の登場に多くの人々が湧いている。
驚異の躍進を見せるレイチェルとは、一体誰なの!?
21世紀生まれの歌姫
『ウエスト・サイド物語』への主演が決定した時には弱冠16歳だったレイチェルは、2001年5月3月生まれ。
3万人が参加したオーディションから選ばれた彼女が、オーディションに応募した際に送ったのは、『ウエスト・サイド物語』の劇中歌である「すてきな気持ち (Me siento hermosa/I Feel Pretty)」と「トゥナイト(Tonight)」を歌う動画だったそう。
それによってマリア役を得たことからも分かるとおり、彼女は次世代の歌姫と言える歌唱力を持っている。現在20万人以上の登録者を持つ彼女のYouTubeチャンネルでは、彼女が歌う有名曲のカバーや、オリジナルソングを聞くことが出来る。
シーアの「シャンデリア」を歌うレイチェル。
高校の演劇でアワードにノミネートされる実力
普通に歌を歌う彼女の声も素敵だけれど、彼女の実力は演技のなかで最も発揮されるよう。
故郷であるアメリカのニュージャージーで通っていた高校の演劇プログラムでは、レイチェルは『美女と野獣』や『リトル・マーメイド』、『シュレック』や『四十二番街』で演技をし、そのすべてで、彼女は高校での演劇を対象としたアワードであるメトロポリタン・ハイスクール・シアター・アワードにノミネートされている。
白雪姫役に抜擢されたことについて、「うん…。叶った夢にあいさつしよう」とコメントしていたとおり、レイチェルが2017年に「リアルなディズニープリンセスになりたい」とツイートしていたという事実には、胸が熱くなる。
hahahahhahahahaha https://t.co/mJOOsp2SAB
— rachel zegler (she/her/hers) (@rachelzegler) June 22, 2021
みんなと仲良くなれるタイプのレイチェル
俳優としてのキャリアはまだ始まったばかりのレイチェル。しかしすでに仲良しの仲間はおり、『シャザム!』の続編で一緒に仕事をした仲間とは大の仲良しに。
「シャザムの撮影は、この世界で1番の幸せ」と話し、続編のファーストルックが公開された時には、「私の友達ってめっちゃイケてる!」と反応するほど。
my friends are so hot wtf!!!!!! pic.twitter.com/8vBiyrFXWE
— rachel zegler (she/her/hers) (@rachelzegler) June 21, 2021
また、ディズニー実写版『リトル・マーメイド』で主人公のアリエルを演じるハル・ベイリーにはすでに公開メッセージを送っており、「アリエルとしてのハル・ベイリーを見るのは胸が高鳴る」と興奮ぎみにコメントしていた。
超大作への出演が目白押しなうえ、今後は他の俳優たちとのやり取りも見られることになりそうなレイチェル。まずは、2021年12月10日公開の『ウエスト・サイド物語』で、彼女の才能を堪能して。
(フロントロウ編集部)