海外で人気が高まる「ツートン・マレット」
ここ最近海外でトレンド入りしているのが、髪全体のうち襟足だけを尾ひれのように長く伸ばしたマレットヘア。80年代に人気を博したマレットヘアは、その後「世界で最もダサい髪型」と称されることも多かったのだけれど、昨年以降多くのセレブがこぞって取り入れたことで人気が復活。
ここ1年ほどだけでもシンガーのマイリー・サイラスをはじめ、リアーナやビリー・アイリッシュ、ドージャ・キャット、デミ・ロヴァート、『ユーフォリア/EUPHORIA』のバービー・フェレイラなど数えきれないほどのセレブがマレットヘアを披露して、見事トレンドへと返り咲いた。
そんなマレットヘアのなかでも、ここ最近SNSで人気なのが、2色のカラーでカラーリングをした「ツートン・マレット」。襟足を長く残したマレットヘアにシャギーやバルドー・バングをミックスさせて今っぽく仕上げながら、カラーでふんだんに遊んだツートン・マレットは、オシャレ度抜群で目立つこと間違いなし。
どんなカラーを取り入れるとカワイイのか、オススメの6つをご紹介。
ブロンド×黒髪のツートンに
イメチェンをするたびに話題を集めるシンガーのデュア・リパは、昨年ツートン・マレットを先取り。インナーカラーを黒髪に、外側をブロンドにしたデュアのツートン・マレットは、黒とブロンドのくっきりとしたコントラストが個性をアピール。ブロンド部分だけを結んでハーフアップにすれば、よりツートン感を際立たせられてオシャレ。
顔周りにビビッドカラーをオン
丸みを描くようなシルエットのバングスがオシャレなマレットヘアは、ビビッドなピンクとミルクティ系のベージュカラーのツートンに。顔の周りを囲むようにアクセントになる鮮やかなカラーを取り入れることで、その部分が引き締まり、動きのあるスタイルに見せられる。
黒と赤でパンクロック風に仕上げて
前髪を重めにつくって、ウルフっぽい要素も取り入れたマレットヘアには、レッドとブラックのパンクロックな配色のツートンカラーが好相性。毛先だけのワンポイントカラーや根元だけのリバース・ヘアカラーは人気だけれど、長さのあるのマレットヘアなら、3パートに分けてカラーを変える新鮮な染め方を取り入れることもできる。
コットンキャンディーカラーでファンシーに
ターコイズブルーにパステルピンクを合わせれば、まるでコットンキャンディーみたいなファンシーなマレットヘアが完成。カラフルなカラーだけでツートンにするのも遊び心満点でカワイイ。ちなみに耳の上は少し刈り上げると、スリムなシルエットに仕上げられる。
カラーに差をつけすぎずグラデ調に
たっぷりシャギーを入れてふんわりとしたシルエットに仕上げたマレットヘアを、ホワイトと明るめのアッシュブラウンの2色に染めたツートン・マレット。色調の近いカラーを組み合わせると、グラデーションのように見せられるのでチャレンジしやすい。
トップだけハイトーンにして立体感を出して
大胆に眉上にカットしたオン眉バングが目を引くマレットヘアを、ネイビーとシルバーのツートンに。ネイビーなどのトーンが暗めのヘアカラーは、セットしても立体感や動きが出にくいけれど、トップだけをハイトーンのシルバーにすることで、立体的に見せられる。
海外で人気が高まっているツートン・マレット。夏に向けてイメチェンしたい人は、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)