ホールジーがニューアルバムのリリースを発表
今年1月に恋人で脚本家のアレヴ・エイディンとの間に第1子を授かったことを発表し、以来、SNSでどんどん大きくなっていくお腹の写真を公開しているシンガーのホールジー(26)だが、まだまだ音楽活動のペースを落とすつもりはないよう。今回、SNSを通じて『If I Can't Have Love, I Want Power(イフ・アイ・キャント・ハヴ・ラヴ、アイ・ウォント・パワー)』というタイトルになると見られるニューアルバムをリリースすることが発表された。
ホールジーにとって、2020年1月にリリースした最新アルバム『マニック』に続く通算4作目となるニューアルバムのプロデュースを手がけるのは、ロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズのメンバーであるトレント・レズナーとアッティカス・ロスの2人。
映画ファンであればすぐにピンと来るかもしれないが、トレントとアッティカスは、プロデューサーとして数々の名作映画のスコアを手がけてきたことで知られる、映画音楽界の巨匠。彼らはデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』(2011年)のスコアでアカデミー賞の作曲賞を受賞したほか、同じくデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)のスコアではグラミー賞の映画・テレビサウンドトラック部門を受賞。今年のアカデミー賞でも、ディズニー&ピクサー作品『ソウルフル・ワールド』のスコアで、ジョン・バティステと共に作曲賞を受賞した。
『If I Can't Have Love, I Want Power』のリリース時期など、現時点で詳細は発表されていないものの、ホールジーはSNSでアルバムに収録される10秒の音源を公開している。
If I Can’t Have Love, I Want Power
— h (@halsey) June 28, 2021
The FOURTH album by Halsey
Produced by Trent Reznor and Atticus Ross pic.twitter.com/BbUx2htDkY
ホールジーは昨年、ロックアルバムをリリースしたいという思いを明かしており、米Vogueとのインタビューで次のように語っていた。「いずれは(ロックアルバムを)やらないと。だって、怒りやパンク(でいっぱいの者)と言える年齢をオーバーしてきているから」。(フロントロウ編集部)