リル・キムの「前髪」に注目
ヒップホップ界の重鎮だった故ノトーリアスBIGに認められ、ジュニア・マフィアの一員としてデビューすると、ヒップホップの女王という名を欲しいままにしてきた90年代を代表するラッパーのリル・キム。
2019年にリリースしたアルバム『9』以降、新曲をリリースしておらず、目立った活動をしていなかったリル・キムが、マイクロソフト・シアターにて開催されたBETアワードに参加。
表舞台に登場するのも久しぶりだったリル・キムは、BETアワードで生涯功労賞を受賞したクィーン・ラティファをトリビュートするためにパフォーマンス。MCライトと共にクィーン・ラティファの「UNIITY」をお披露目した。そんなリル・キムのヘアスタイルに注目。
全身白の衣装で身をつつみ、髪の毛を前髪以外すべてフードの中に隠しているリル・キム。そんなリル・キムの唯一出ている前髪には、なんと見覚えのあるプラダ(Prada)のマークが。
バッグやブーツがプラダだったため、それと合わせるように前髪にもプラダのマークをオン。プラダのヘアピンは髪をとめるためではなく、なんと前髪の中央に飾るという斬新なつけ方で披話題をさらった。
これまでリル・キムは前髪にシャネルやヴェルサーチェなどのブランドのロゴをスプレーペイントでデザインしたことがあったが、今回プラダのヘアピンを装着。ブランドのロゴを前髪にデザインするのは昔と変わらぬまま、スプレーペイントがヘアピンになり、アイコニックなスタイルをアップデートした。(フロントロウ編集部)