クリス・プラットがシュワちゃんの「名セリフ」を受け継ぐ!?
7月2日(金)よりAmazon Prime Videoで独占配信がスタートした映画『トゥモロー・ウォー』で、主人公のダンを演じる俳優のクリス・プラットが、劇中でアーノルド・シュワルツェネッガーの名セリフを口にしている件について米Yahoo!Entertainmentのインタビューで語った。
ご存じの方も多いと思うが、クリスの妻キャサリン・シュワルツェネッガーはアーノルドの愛娘で、クリスにとってアーノルドは義理の父にあたる。
アーノルドの名セリフといえば、映画『ターミネーター』シリーズの「I”ll be back(また戻ってくる)」が有名だが、『トゥモロー・ウォー』に出てくるのはまさしくその言葉。クリスのセリフは正確には「I will be back」なので、本家とは若干の違いがあるものの、見逃せないシーンのひとつであることは間違いない。しかも、『ターミネーター』も『トゥモロー・ウォー』もタイムトラベルを扱った作品で、『トゥモロー・ウォー』を制作した会社は『ターミネーター』シリーズの権利を持っているなど、何かと共通点も多い。
クリスが例のセリフを口にする姿を予告編(※上の動画の33秒あたり)でも確認することができる。
しかし、クリスによると、本作が『ターミネーター』シリーズといった過去の名作に影響を受けていることはたしかだが、自身のセリフの中にある「I will be back」はアーノルドの名セリフへのオマージュではないという。
そもそも日本語で「また戻ってくる」といった意味がある「I'll be back」もしくは「I will be back」は、日常的によく使う言葉。クリスは、Yahoo!Entertainmentのインタビュアーに対し、「文字通り、彼は(娘に)『必ず戻ってくる』と言ってるだけなんだ。『必ず戻ってくる。そして戻ってきたら、お前を殺す』とは言ってない。そうじゃなくて、『今、僕はこうしてここにいるけど、(未来に)行かなければない。でも、必ず戻ってくる』っていうのが正しい解釈」と、同じ言葉でも、『ターミネーター』と『トゥモロー・ウォー』ではまったく意味が違うと説明している。
映画『トゥモロー・ウォー』あらすじ
『トゥモロー・ウォー』は現在と未来(2051年)を舞台に、地球を脅かす未知のエイリアンと の戦争を描いたSF アクション作品。ある日、2051年からやって来たタイムトラベラーが現代に突然現れ、世界が驚愕するほどの緊急メッセージを人々に伝える。それは30年後に人類は恐ろしい未知の生物と戦うことになり、世界はその戦争に負けたという衝撃的な内容だった。そして、人類が生き残るための唯一の希望は、現代を生きる民間人と兵士を未来に送り、戦いに参加することだというのだ。
物語の主人公であるダン・フォレスター(クリス・プラット)は未来への戦いに参加するひとりとして選ばれる。高校の教師であり1児の父でもあるダンは、まだ幼い娘のために世界を救おうと決心し、優秀な科学者(イヴォンヌ・ストラホフスキー)と疎遠になっていた父親(J・K・シモンズ)と協力しながら地球の運命を変えるための戦いに参加する。(フロントロウ編集部)