シンガーソングライターのビービー・レクサがTikTokにアップした動画で自身の体重を公表して、それを標準体重にしようとボディ・ポジティブのメッセージを訴えた。(フロントロウ編集部)

ビービー・レクサが自分の体重を公表

 5月7日にセカンドニューアルバム『Better Mistakes(ベター・ミステイクス)』をリリースしたシンガーのビービー・レクサが、ちょっぴり大胆な方法でボディ・ポジティブのメッセージを発信して、世の中における“標準体重”のあり方に一石を投じた。

画像: ビービー・レクサが自分の体重を公表

 続けて、「私の体重が何キロであれ、私は悪いビッチだから。でも、165ポンド(約74キロ)を標準にしよう」とビービーは自身の体重が74キロであることを公表して、これを一般的な体重としてノーマライズ(標準化)させようと呼びかけた。

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@beberexha

Feeling like a bad bitch today.

♬ original sound - emm.

ボディ・ポジティブに声をあげてきたビービー・レクサ

 ビービーはこれまでにも積極的にボディ・ポジティブを提唱してきたことで知られ、先月には、ランジェリー・ブランドのアドア・ミー(Adore Me)との、ボディ・ポジティブを前面に出したコラボコレクションを発表。ちなみに、ビービーが今回のTikTokの投稿で着用していた下着も、アドア・ミーのものとなっている。

 「私はボディ・ポジティブやインクルーシブを重視しており、そうした信念を持ち、それを押し拡げてきたブランドとパートナーシップを結べたことを本当に嬉しく思っています」とビービーは先月、アドア・ミーとのカプセル・コレクションについて米Peopleに語っている。「よく見るポップスターとは違った女性として、私は女性たちが自分の身体を愛し、どんな体型でも美しいと感じてもらえるようになってほしいと願っています」。

 ビービーは今年5月、米Peopleとの別のインタビューのなかで、キャリアの初期に「誰も太ったポップスターなんて好きにならない」と言われたことが原因で、「特定の見た目に見えなければ、私なんて価値がない」と思い込むようになったとも明かしていた。

 「自分が自分のチアリーダーにならないといけないということを学んだの」とビービーは同じインタビューで語っている。「それを10年前に知っておきたかった。もし自分で自分を愛せなかったら、誰が愛してくれるの?」(フロントロウ編集部)

 

 

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