クリス・プラットが氷河での撮影直前に起こった出来事を語る
映画『ジュラシック・ワールド』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズといった、数々のヒット作で主演を務める超売れっ子俳優のクリス・プラットが、7月2日（金）からAmazon Prime Videoで独占配信がスタートした映画『トゥモロー・ウォー』のロケ地となった氷河で、約80年前に失踪したカップルと思われる遺体が発見されたことを人気トーク番組『エレンの部屋』で明かした。
下の動画の5分04秒あたりから、クリスがその時のことを自らの口で語るシーンを見ることができる。
クリスによると、真冬のアイスランドに赴き、これまで一度も撮影が許可されたことがないという氷河でロケを行なったそうで、自分たちが現地に到着する数週間前、その場所で凍死したカップルの遺体が発見されたという。
「彼らは80年以上そこにいたんだ。悲しいことに、彼らは生きて帰ってくることはできなかった。1930年代か1940年代の頃のものと思われる氷河ハイキング用の服を着ていて、完全なかたちで保存されていた。物資や食料も持っていた。恋人同士だった彼らは穴に落ちて行方不明になり、最近になって発見されたんだ」
こう語ると、「壮絶だよね？幸い、僕たちは穴に落ちることなく、そこから脱出することができた」と付け加えた。
ちなみに、クリスが誰からこの話を聞いたのかはわからないが、その後、現地のレポーターが確認のためにアイスランド南部の警察署長と、撮影中にスタッフが滞在していた町の警察官に話を聞いたところ、“そんな話は知らない”と否定されてしまったそう。レポーターの直撃を受けた警察署長は、「私の耳には入っていませんが、事実であれば良い話ですね」とコメントしている。
真相はともかくとして、世界ではこういった危険な場所で遺体が発見されるのはめずらしいことではなく、2017年には、1942年から75年間行方不明だった夫婦がスイス・アルプスの氷河でミイラ化した状態で発見されている。
映画『トゥモロー・ウォー』あらすじ
『トゥモロー・ウォー』は現在と未来（2051年）を舞台に、地球を脅かす未知のエイリアンと の戦争を描いたSF アクション作品。ある日、2051年からやって来たタイムトラベラーが現代に突然現れ、世界が驚愕するほどの緊急メッセージを人々に伝える。それは30年後に人類は恐ろしい未知の生物と戦うことになり、世界はその戦争に負けたという衝撃的な内容だった。そして、人類が生き残るための唯一の希望は、現代を生きる民間人と兵士を未来に送り、戦いに参加することだというのだ。
物語の主人公であるダン・フォレスター（クリス・プラット）は未来への戦いに参加するひとりとして選ばれる。高校の教師であり1児の父でもあるダンは、まだ幼い娘のために世界を救おうと決心し、優秀な科学者（イヴォンヌ・ストラホフスキー）と疎遠になっていた父親（J・K・シモンズ）と協力しながら地球の運命を変えるための戦いに参加する。（フロントロウ編集部）
