映画『スーパーマン』や『グーニーズ』などの人気作品を手掛けた米映画監督のリチャード・ドナーが7月5日、91歳で死去した。(フロントロウ編集部)

名監督リチャード・ドナーの死を悼む声

 リチャード・ドナーは、映画『グーニーズ』や『オーメン』、『リーサル・ウェポン』シリーズ、『スーパーマン』など、数々の名作映画を手がけてきた映画監督。そんな彼が、2021年7月5日、91歳で死去したと米各紙が報じた。死因は明らかになっていない。

画像: 名監督リチャード・ドナーの死を悼む声

 そんなドナー監督の死を悼むコメントが映画関係者から数々上がっている。

 映画『グーニーズ』の制作総指揮に名を連ねるスティーヴン・スピルバーグは、自身の制作会社アンブリン・パートナーズのTwitterを通じてコメントを発表。

「ディックは自分の映画を自在に操り、様々なジャンルで才能を発揮していました。彼と一緒にいることは、大好きなコーチ、賢い教授、猛烈なモチベーター、最も愛すべき友人、頑固な味方、そしてもちろん最も偉大なグーニーと一緒にいるようなものでした。彼は子供のようだった。心で動いていた。いつもそうでした。彼が亡くなったことは信じられませんが、彼のハスキーで心のこもった笑い声はこれからもずっと私のそばにあるでしょう」

『グーニーズ』でマイキー役を務めたショーン・アスティンは、「リチャード・ドナーは、想像を絶するほどの大きな声の持ち主だった。注目を集め、誰も笑ったことがないような笑い声を上げていた。ディックはとても楽しい人だった。12歳の子供だった私が彼に感じたのは、彼が気配り上手だということ。私は彼の気遣いが大好きだ。『グーニーズ』は不滅」とコメント。

同じく『グーニーズ』でマウス役を務めたコリー・フェルドマンは、「リチャード・ドナーは素晴らしい人間だった。私の人生において、他に誰もいない時でも彼はそばにいてくれた!そして彼は、『グーニーズ』や『リーサル・ウェポン』、『スーパーマン』、『オーメン』、『フィリー・ウィリー』や私のお気に入りの『3人のゴースト』などの素晴らしい映画の、素晴らしい監督であり、ストーリーテラーでもあった」とコメント。彼はこのほかにもいくつかの追悼コメントを連投し、インスタグラムも更新している。

ドナー監督の死を悼むコメントは、今回ご紹介した以外にもまだまだたくさん集まっている。偉大な名監督のご冥福を祈る。(フロントロウ編集部)

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