エド・シーランが娘に変わった名前をつけた理由
約1年半に及ぶ充電期間を経て、先日、待望の新曲「Bad Habits(バッド・ハビッツ)」をリリースし、正式なカムバックを果たしたシンガーのエド・シーランが、昨年9月、妻のチェリー・シーボーンとのあいだに誕生した第1子となる娘を「ライラ・アンタークティカ(Lyla Antarctica」を名付けた理由について、イギリスの朝の情報番組『Lorraine(原題)』で明かした。
ファーストネームのライラは一般的な名前だが、日本語で「南極大陸」という意味を持つミドルネームの「アンタークティカ/Antarctica」は名前としては非常にめずらしい。エドは「奇妙で変わった名前だと思う人もいるだろうね」と言うと、それを承知のうえで「アンタークティカ」という名前にした理由についてこう語った。
「僕の妻の名前は『チェリー』っていうんだけど、彼女は僕がこれまでの人生で出会った唯一のチェリーなんだ。そして、恐らく妻にとっても唯一のチェリーだと思う。僕はそれをすごくいいなと思ったんだ。僕が通っていた学校のクラスには、僕以外にも別のエドが何人かいたからね。だから、娘が唯一無二の存在になれるように、彼女にはユニークな名前をつけたかったんだ」
自分がごくありふれた平凡な名前なのに対し、妻がユニークな名前の持ち主であったことから、変わった名前のほうが“オンリーワン”になれると思ったというエド。
ちなみに、なぜ「アンタークティカ」なのかというと、妻のチェリーと旅行をした思い出の地が南極大陸だったから。小さい子供を連れて南極大陸へ行くことは難しいと考えたエドとチェリーは、まだ子作りを始める前だった2019年に夫婦2人で南極大陸旅行へ。そこで素晴らしい体験をしたエドは、娘の名前にぴったりだと思い「アンタークティカ」と名付けることにしたのだそう。
なんてロマンチック! いつか娘が大きくなったら、名前の由来であるアンタークティカ(南極大陸)に一緒に行きたいと思っているそう。(フロントロウ編集部)