実写版『パワーパフ ガールズ』でバブルスを演じているダヴ・キャメロンが、パイロット版を撮り終えていた本作が作り直しになった理由について改めて語った。(フロントロウ編集部)

一度白紙になった実写版『パワーパフ ガールズ』

 今年4月にアメリカのアトランタ州でパイロット版の撮影がスタートし、一度パイロット版は完成するも、その後、一度白紙になることが発表された実写版『パワーパフ ガールズ』。

画像: ©️CW

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 撮り直しを決めた米CWで代表を務めるマーク・ペドウィッツ氏は当時、「今回のケースで言えば、パイロット版がうまくいかなかったのです。とはいえ、我々は今回のパイロット版で十分な要素を見出すことができたので、もう一度取り組むつもりです。現時点でのもので進めたくなかったのです」と米TVLineに説明。

 「これはパワフルな作品であり、多くの方々の関心を集めるものです。我々としては、ふさわしい作品として世に出したいと考えています」と続けて語り、『パワーパフ ガールズ』という世界的な人気を誇るアニメ作品の実写化であるが故に、納得のいく作品を完成させた上で公開したかったというのが理由だと明かしていた。

バブルス役ダヴ・キャメロンが改めて説明

 今回、実写版『パワーパフ ガールズ』でバブルス役を演じているダヴ・キャメロンが米E!Newsのインタビューに応じて、本作が作り直しになった理由について改めて語った。

画像: バブルス役ダヴ・キャメロンが改めて説明

 ダヴは本作が延期になったことを受け、ファンの間で様々な「噂が飛び交っている」ことは把握しているとしつつ、実際には「何もおかしなことにはなっていない」とし、作り直しはネガティブな理由からではないと強調。「パイロット版は完成させたんだからねすごく良い出来なんだよ。私たちは気に入ってる」と、自分たちとしてはパイロット版の出来を気に入っているとした上で、次のように続けた。

 「もっと良いものにできると思っているし、時間はあるから、一度立ち返って、シリーズ化する前に完璧なものにしようとしている。何年も続くようなものになればと思いながら、撮影に臨むつもり」

 ダヴは次のように続けている。「オーディエンスの1人としてある番組を観た時に、パイロット版があったのに(最終的には)違うものになっているようなことがあるでしょ。私たちとしては、そういうことはしたくなかった。最初から相応しいものとしてスタートさせたかったの」。

 先月、ダヴは米ETとのインタビューで同じく本作の作り直しについて語った際、自身と同様に、ブロッサム役のクロエ・ベネットもバターカップ役のヤナ・ペローも再撮影を楽しみにしているとも明かしていた。(フロントロウ編集部)

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