『ターミネーター』1作目と2作目で、サラ・コナーの雰囲気が違うのはなぜ?その理由をご紹介。(フロントロウ編集部)

映画『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー

 『ターミネーター』は、未来で繰り広げられる人類とアンドロイドとの死闘を描き出したSF映画。1984年に第1作目が公開され、2019年までに全6作品が公開されている。

 サラ・コナーは、そんな本シリーズの中心人物で、エドワード・ファーロング演じるジョン・コナーの母親。彼女は1作目では、大学に通う傍らレストランのウェイトレスとしてアルバイトをしている平凡な女性として登場したが、2作目では屈強な戦士さながらの肉体を持つタフな女性に変化した。

 その大幅なキャラ編の裏には、サラを演じたリンダ・ハミルトンの一言が影響していることを知っていた?

サラ・コナーの性格が激変した理由

 本作の監督を務めるジェームズ・キャメロンは、米Yahoo Entertainmentとのインタビューで、サラのキャラ変の理由を明かしていた。彼によると、サラの性格が変わったのは、リンダの一言が影響しているという。

画像: ©︎ORION PICTURES

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 「すべてはリンダに触発されたんだ。私は彼女に電話して、『また『ターミネーター』をやろうと思うんだけど』と言った。すると彼女は『私はブッとんだキャラになりたいな』と言ったんだ」

 ジェームズは続けて、「僕が『できると思う。君を精神病院に入れることになる』と言うと、彼女は『パーフェクト。それが私の望み』と言ったんだ」とコメント。

 第1作目でターミネーターの襲撃にあったサラは、第2作目では「審判の日」に備えて鍛錬を重ね、さまざまな銃火器の扱い方を学んで強くなった。精神病院への収容は、サラにとっても観客にとっても複雑なシーンだが、実はリンダ本人の意見が取り入れられていた。(フロントロウ編集部)

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