俳優たるもの、プライベートでも俳優としての振る舞いを意識すべし? ザック・エフロンの手にかかれば、老人ホームにおじいちゃんを迎えに行くという日常の一コマも、ドラマのようなスタイリッシュなイベントに変えてしまえるよう。 (フロントロウ編集部)

ザック・エフロンが老人ホームからおじいちゃんを“救出”

 ディズニー・チャンネルのテレビ映画シリーズ『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクを果たし、その後も映画『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など注目作に次々と出演して、ハリウッドを代表する俳優の1人であり続けているザック・エフロン(33)。その演技が評価れれて数々の受賞歴も持つザックだが、彼がその演技力を発揮するのはスクリーンの中だけでなく、プライベートでも俳優としての振る舞いを意識しているよう。

画像: ザック・エフロンが老人ホームからおじいちゃんを“救出”

 現地時間7月12日、イングランド代表対イタリア代表によるサッカーの2020年欧州選手権(ユーロ2020)の決勝戦が行なわれ、イタリア代表がPK戦の末にイングランド代表を破り、53年ぶり通算2度目の優勝を果たしたが、ザックはこの試合をおじいちゃんと一緒に観戦したそう。

 ザックとおじいちゃんは普段から一緒に住んでいるわけではなく、おじいちゃんは現在、老人ホームに入居中。今回、ザックはきょうだいで同じく俳優のディラン・エフロンと共に、大胆にも映画『ミッション:インポッシブル』風におじいちゃんの“救出作戦”を敢行した。

ザック・エフロンが老人ホームからおじいちゃんを救出

 ザックは「おじいちゃんをここから救出する」というキャプションを添えた動画をインスタグラムに投稿しており、そこには、『ミッション:インポッシブル』のテーマソングをBGMに、“作戦”の一部始終が収められている。

画像: ザック・エフロンが老人ホームからおじいちゃんを救出

 車で老人ホームに到着したザックは、新型コロナウイルス観戦予防のためにマスクを着け、老人ホームの中へ。スパイらしく前転を披露した後で、椅子に掛けられていたスタッフ用のIDを奪い、おじいちゃんの部屋のロックを開けると、そこには車椅子に乗って出発する準備が既に整っているおじいちゃんが。おじいちゃんは帽子をサッと被ると、「さあ、ここから出ようぜ」と一言。

 その後、スタッフや他の入居者たちに見つからないようホーム内を静かに移動した後で、一行はディランが運転する車へ。無事、ザックの自宅へと到着して、EUROの決勝を観戦するという“ミッション”を完遂した。

 ザックは動画のなかで、冗談交じりに次のように語っている。「おじいちゃんは、僕よりも演技が上手いんだ」。

 ザックが投稿した遊び心満載の動画はこちら。

 今回、老人ホームにおじいちゃんを迎えに行くという日常的な光景を、彼も太鼓判を押すおじいちゃんの演技力の高さも相まって、見事にスパイ映画さながらのドラマチックなエンターテイメントに仕立て上げて見せたザック。“セキュリティ”を破られてしまった老人ホームの入居者やスタッフにとっても、笑顔になれるような心に残る思い出になったはず。(フロントロウ編集部)

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