バイセクシャルであることを公表しているダヴ・キャメロン
2020年8月にインスタグラムで行なったライブ配信で自分について「バイセクシャル」と説明して、バイセクシャルであることを改めてカミングアウトした俳優でシンガーのダヴ・キャメロンが、幼い頃から女性とも恋に落ちていたというエピソードを明かした。
今回、ダヴは米Refinery29とのインタビューで自身のセクシャリティについて改めて語り、8歳の時にエリンという女の子に恋をした時のことを振り返っている。「演劇(の授業)で出会った、エリンという名前の女の子がいたの。8歳の子たちがするように、私たちは一緒にお風呂に入った。彼女は私の髪を洗いながら、こう言ってくれたの。『大好きだよ。あなたに恋してる』って。それで私も、『私もあなたに恋してるよ』って言ったんだ」とダヴはエリンとの思い出を米Refinery29に語っている。
さらに、「私たちは8歳だったけど、その関係は大人になる手前くらいまで続いた」と、エリンとの関係は長く続いたものだったとした上で、「手を繋いだし、キスもしたし、早熟の恋という感じだね」とダヴ。
「女の子たちが男の子たちに夢中になっていた頃、私も男の子に夢中になったけど、女の子のことも好きになっていたんだ」と続けて語り、早くから男の子と女の子のどちらにも惹かれていたと明かした。
バイセクシャルであることをカミングアウトしたことについて
同じインタビューのなかで、ダヴは昨年8月に改めてバイセクシャルであることをカミングアウトしたことについても振り返っている。
ダヴはそれ以前にもたびたび、自身がバイセクシャルであることを匂わせる発言をしていたこともあってか、改めてカミングアウトする必要はないと思っていたそうで、今回次のように語っている。「みんな、私にメガホンを持って欲しかったみたい。私は1年前にカミングアウトしたんだけど、(そのことに触れるのは)それでおしまいって思ってた。誰も知らなかったなんて気付いていなかったの」。
若者のファンを多く持つダヴは以前、カミングアウトしたのはファンのためでもあるとして、「自分たちのアイドルのなかに、自分を投影することができていないかもしれないでしょ。だから、すごく大切だと思う」と米ETとのインタビューで語っていた。(フロントロウ編集部)