『ブラック・ウィドウ』公開
新型コロナウイルス感染拡大の影響による度重なる延期を経て、ついにマーベル映画『ブラック・ウィドウ』が公開となった。7月8日(木)より映画館公開、7月9日(金)よりディズニープラス プレミア アクセス配信が始まった本作は、公開初週末に全世界で約230億円もの興行収入を記録した。
そんな本作に登場する“ブラック・ウィドウの妹分”、エレーナを演じたフローレンス・ピューは、映画『ミッドサマー』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで知られる売れっ子俳優。さまざまな人気作に出演している彼女だが、『ブラック・ウィドウ』を母親と一緒に鑑賞した時のエピソードが微笑ましいと話題になっている。
米EWのインタビューに答えたフローレンスは、自分の母親があまりMCUに興味がなかったそうで、だからこそ、10年以上にわたって23本の映画が相互につながっている広大なMCUの世界を理解するのは母には少し難しかったと明かした。
そこでフローレンスは、母親に『ブラック・ウィドウ』の背景となる情報を補足しながら映画を鑑賞することに。ところが彼女は、母親が何も質問してきていないのにもかかわらず、映画の最中ずっと「彼女は本物の悪者で、彼は本当に厄介で、この女性たちにひどいことをしてきたの」と説明をしたり、「だから、ここが面白いのは、4作前に…」と補足したりと、ひたすら話し続けてしまい、気づくと“上映中ずっと喋っている”という、マナー違反な人になってしまっていたという。
そして極め付きは、マーベル映画恒例の“エンドロール後の映像”が流れる前は、「みんな座って、エンドロール後にも映像があるよ!」と騒いだそう。
フローレンスは今やハリウッドの売れっ子俳優だが、家族とのエピソードはまるで観客のようなはしゃぎっぷりで、とても微笑ましいエピソードだった。映画『ブラック・ウィドウ』は、映画館で公開中、ディズニープラス プレミアアクセスで配信中。(フロントロウ編集部)