ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマン
ライアン・レイノルズは、マーベル映画『デッドプール』シリーズや『名探偵ピカチュウ』などで知られる俳優。2021年8月13日には、主演を務める映画『フリー・ガイ』が日本全国で公開となる。
一方ヒュー・ジャックマンは、マーベル映画『ウルヴァリン』シリーズや『レ・ミゼラブル』、『グレイテスト・ショーマン』などで知られ、主演映画『レミニセンス』が9月17日に日本で公開される。
ライアンとヒューは2009年に公開された映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』での共演以来の“仲良し”で、現在では家族ぐるみのつき合いをしており、しょっちゅうSNSやインタビューなどでお互いをいじってふざけ合っている。
もはや“いじり愛”とも言えるそのやりとりの真意について、ライアンが胸の内を明かした。
ライアン・レイノルズのヒュー・ジャックマンへの気持ち
ポッドキャスト番組『Smart Less』に登場したライアンは、なぜヒューといじり合いを繰り広げているのか質問され、こう答えた。
「ヒュー・ジャックマンは…本当はこんなことを言うべきじゃないんだけど、彼は優しさで人が殺せるくらい優しいんだ。つまり、彼は本当にあなたが出会った中で最も親切な男だといえる。そして、それが時々僕をおかしくさせる…。彼は本当にホンモノだよ」
続けて、「何かを理解したいがゆえに、人は理解できないものを憎んだり、怒りをぶつけたりすることがある。だから、僕はヒューを憎み、暴言を吐く傾向があって、彼は気さくな人だからもちろんそれに応えてくれる。と、そんな感じ。でも実際には、彼は私の人生のシェルパ(※)のようなものだ。彼は私が知っている中で最高の男の一人」と付け加えた。
※元の意味は、ヒマラヤ登山者の道案内やポーターを勤める運搬人。ここでは、人生の道しるべのような意味。
ライアンがヒューにいつもじゃれついているのは、ヒューの優しさがあるからこそであり、そんなヒューのことを最高の男だと褒め称えたライアン。そういうライアンも、さまざまな慈善団体に寄付を行なったり、困っている人に救いの手を差し伸べたりなどの積極的な活動を行なっており、優しい心の持ち主である一面を見せている。(フロントロウ編集部)