『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』間もなく公開
『ワイルド・スピード』シリーズの9作目となる最新作、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が2021年8月6日に日本で公開となる。
最新作では、平穏な生活を送っていたドム(ヴィン・ディーゼル)&レティ(ミシェル・ロドリゲス)のもとに、新たに登場するキャラクターである“ドムの弟”、ジェイコブ(ジョン・シナ)が現れ、彼ら兄弟を巻き込んだ世界規模の戦いが再び幕を開ける。
そんな本作で忘れてはならないのが、ポール・ウォーカー演じるブライアンの存在。ポールは2013年、『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影が終わる直前に自動車事故によりこの世を去ったが、映画『ワイルド・スピード』の世界ではまだ生き続けている。
『ワイルド・スピード10』でポール・ウォーカーは戻ってくる?
本作の監督を務めるジャスティン・リンは、米CinePOPとのインタビューで、「ポールとブライアンの存在は非常に大きく、彼は私たちが続けていくための心の支えとなっている」とコメント。
続けて、「最終章(※)に近づくなか、この会話を行なっている。(できる限り)敬意を持ったやり方で取り組もうとしていて、毎日、(考えが)二転三転しているような気がする。終わらない会話だ」とコメントした。
※映画『ワイルド・スピード』シリーズは9作目が公開された後、前・後編の二部構成となる10作目をもって幕を閉じる。その後はスピンオフなどの作品が展開されていくと見られている。
そして、「でも、彼のキャラクターがシリーズで生きているという設定は、私がこのシリーズに参加していない時(映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』)に決められたことだから、私はその決定を尊重したいと思っている。だから、結果的に何をするにしても、自分が自信を持って良いと思えるものにならなくてはいけない」と語った。
つまり、リン監督によると、『ワイルド・スピード』10作目にポールが戻ってくる可能性は十分に考慮されているということ。ちなみに映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のポールのシーンはほとんどCGで制作されていた。
9作目で最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が2021年8月6日に日本で公開(フロントロウ編集部)