映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther:Wakanda Forever)』より、撮影現場の様子が動画でアップされた。(フロントロウ編集部)

『ブラックパンサー』続編、制作が進行中

 2018年に公開されたMCU映画『ブラックパンサー』の続編として制作が進められ、前作から続投するライアン・クーグラー監督のもと6月末から米アトランタで撮影が行なわれている映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther:Wakanda Forever)』より、セットの様子を映した動画がTwitterに投稿された。

 まさに現在制作中といった様子だが、柱が立ち並び、ブラックパンサーの像が置かれているところから、宮殿内部のセットなのではないかと考えられる。

 映画『ブラックパンサー』は、マーベル映画史上初めて黒人のヒーローを主人公にした作品で、多くのファンから高い評価を受け、アカデミー賞でアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として史上初めて作品賞にノミネートされた。

 そんな本作で主演を務めたチャドウィック・ボーズマンは、2020年8月、大腸がんにより突然この世を去った。約4年にわたり自身の病を隠してきたチャドウィックは、死の一週間前まで、続編となる映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』に出演しようとしていたという。

画像: 『ブラックパンサー』続編、制作が進行中

 『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』でチャドウィックの死がどのように扱われ、どのような物語になるかは今の所明かされていない。

 同作には、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、シュリ役のレティーシャ・ライト、ロス捜査官役のマーティン・フリーマン、オコエ役のダナイ・グリラ、エム・バク役のウィンストン・デューク、ラモンダ役のアンジェラ・バセットなどのメンバーが続投。悪役キルモンガ―を演じたマイケル・B・ジョーダンも出演に意欲を見せている。

 監督を務めるライアン・クーグラーはチャドウィックの死に大きなショックを受けた人物の1人で、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の制作には非常に大きな困難や苦悩が伴うことを告白している

 映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は、2022年7月8日に全米で公開予定。(フロントロウ編集部)

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