大人気ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』
『プリティ・リトル・ライアーズ(略称PLL)』は、2010年から2017年にかけて放送され、ルーシー・ヘイルやアシュレイ・ベンソンらスターを輩出するなど、ここ日本でも人気を集めたドラマ。原作は、アメリカの作家サラ・シェパードの小説『ライアーズ』シリーズ。
「嘘と秘密」をテーマに繰り広げられるスリリングな内容と魅力的なキャストで、多くのファンの心を掴んだ。
そんな本作にトビー役で出演したキーガン・アレンが、原作とドラマでトビーが辿る運命が異なっていることについて、コメントした。
ドラマ『PLL』でトビーが死ななかった理由
トビーは原作では惜しくも命を落としてしまうキャラクターだが、ドラマでは違う。最近、ポッドキャスト『Inside of You』に登場したキーガンはその理由について語った。
「この番組は、(放送をみながら感想をツイートする)ライブツイートを中心にソーシャルメディアの熱狂を引き起こした番組であり、ファンが番組や物語、キャラクターの進行を実質的にコントロールしていたんだ」と、ファンがドラマの内容に大きく影響を与えていたことを明かしたキーガン。
彼は続けて、「僕は6話しか出演しないことになっていた。本シリーズ(の原作)では、僕のキャラクターは死んでしまうんだけど、当時はソーシャルメディアが熱を持ち始めていて、僕のキャラクターであるトビアス・カバノフを殺さないようにとファンは要求していた」とコメント。
そんなファンの声にも押され、トビーは死なせない方向でまとまったと明かしたキーガン。『プリティ・リトル・ライアーズ』の制作には、ファンも大きな役割を担っていたことがよくわかるエピソードだった。
『プリティ・リトル・ライアーズ』は現在リブート版である『プリティ・リトル・ライアーズ:オリジナル・シン(原題)』が米HBO Maxが制作中。制作スケジュールや、配信日については現時点では発表されていない。(フロントロウ編集部)