アメリカを代表するフェスの1つであるロラパルーザ(Lollapalooza)に出演したラッパーのメーガン・ジー・スタリオンのパフォーマンス中に手話をしていた手話通訳者に注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

メーガン・ジー・スタリオンがフェスに参加

 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、本来のフェスの開催日にYouTube上でオンラインフェスを行なったアメリカを代表するフェスの1つであるロラパルーザ(Lollapalooza)。

画像: メーガン・ジー・スタリオンがフェスに参加

 2020年は事実上中止になってしまったロラパルーザだが、2021年は7月29日~8月1日に開催され、フー・ファイターズをはじめ、マイリー・サイラスやタイラー・ザ・クリエイター、そしてポスト・マローンなど幅広いジャンルのアーティストが出演した。

 そんな例年大盛り上がりを見せるロラパルーザに、グラミー賞受賞ラッパーのメーガン・ジー・スタリオンが登場。満員の会場を盛り上げたメーガンだが、もう1人注目されている人が。それは、メーガンのパフォーマンス中に手話通訳を行なっていた女性。

 カーディ・Bとのコラボ曲「WAP」を披露している時にリズムに乗りながら、ノリノリで踊る手話通訳者がパワフルすぎると話題になり、TikTokを中心に拡散されている。

 後にこの手話通訳者がケリーという女性だと発覚すると、ケリーは自身が話題になっていることを逆手にとりインスタグラムで手話通訳者や耳が不自由なインフルエンサーを紹介すると共にこうメッセージを残した。

 「もしあなたが、聴覚障がい者がなぜコンサートに行くのかまだ疑問に思っているなら、このページを見て新しいことを学んでください。コンサートで手話通訳を見ることは衝撃的なことではありません。すべてのアーティストのツアーに聴覚障がい者の通訳がいることは当たり前のことなのです!」

 ケリーが言うように、欧米のコンサートでは手話通訳者がいることは増えており、エミネムやスヌープ・ドッグ、そしてBTSなどのライブにも歌詞を手話で訳すだけでなく、体全体を使って音楽そのものを表現する手話通訳者がおり、全員が思い思いにコンサートを楽しんでいる。(フロントロウ編集部)

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